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2022年9月10日(土)、盛岡の映画館「ルミエール2」で上映中の映画「凪の島」を観てきました。
この映画は、両親が離婚し、母の故郷である山口県の瀬戸内にある小さな島で暮らすことになった小学4年生の凪(新津ちせ)が、”瀬戸内の小さな島で暮らす少女の心の成長を描いたひと夏の物語”です。
少女は、普段は明るく振る舞う凪だが、アルコール依存症になり母へ暴力をふるう父の姿が目に焼き付き、心に傷を負い、時々過呼吸になって倒れてしまう。でも今は、事情をすべて知った上で何も言わず温かく迎え入れてくれる島の人たちに囲まれ、少しずつ笑顔を取り戻している。
がが、島での平穏な日々はそんなに長くは続かなかった。ある日、島に突然父がやって来て、再び家族に戻りたいと言い出したのだ。その願いを聞いた凪は...というストーリーです。
山口県の瀬戸内にある大自然豊かな島を舞台に、雄大な海やどこか懐かしい学校、風情のある診療所など風光明媚なロケ地で撮影され、少年少女の心の成長や、子供たちの目を通して描かれる心温まる家族の姿を描かれています。
主役の少女・凪を演じている新津ちせや凪の祖母(母の母)で診療所医師・原田佳子役の木の花、小学校用務員・山村徳男役の島田久作 が何とも良い味を出しています。長澤雅彦:監督・脚本・編集。
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