2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。午後から見学した「花の館温室」の亜熱帯温室エリアの「アカタコノキ」の根元などにゼブリナ・ペンドゥラ(縞紫露草)が群生していました。太陽の当たり具合によって葉の色が大分違ってくるようです。
ツユクサ科 ゼブリナ(シマムラサキツユクサ)属 Zebrina:
ゼブリナ属は、北アメリカから中央アメリカ(メキシコおよびグァテマラ)に4種ほど自生する多年草で、茎は下垂する。トラデスカンチア属に非常によく似ており、近縁の植物である。
ゼブリナ・ペンデュラ ツユクサ科 ゼブリナ(シマフムラサキツユクサ)属 Zebrina pendula
メキシコ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の常緑多年草で、茎は匍匐する。葉は先の尖った卵形で長さ5~7cm、幅3~4cm、表面は緑色で光沢を帯び、中央に太く、縁に細い暗緑紫色の線がある。葉裏は暗紫色。夏に、淡い紫色の小さな3弁花をつける。茎の節から根を出し、四方に拡がる性質があるので吊り鉢に向く。傷つけたときに出る汁液は、かぶれの原因になる。よく日光に当てて乾かし気味にすると特有の美しさになる。英名:Inch plant,Wandering Jew。シマムラサキツユクサ(縞紫露草)、「ハカタガラグサ」の和名がある。
園芸品種の’クァドリコロル’cv.Quadricolorは葉に濃紫色~桃、白色の縞が入り、Happy wandering Jewの英名がある。プルプシーZ.purpusiiの変種プルプシー・ミノルvar.minorはやや小型、若い葉は軟白毛で覆われる。
管理:挿し芽で殖やすが、園芸品種の葉の斑模様は株や枝ごとに異なることがあるので、挿し穂の選定は慎重にする。白色斑の強い株は枯死することがある。吊り鉢やカバープランツによい。
[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」&下記Webサイトより]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/f35a448933022b8910ef5dd9c0bc07bb [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのゼブリナ・ペンデュラ]
http://www.botanic.jp/plants-sa/zebpen.htm [shu(^^)Homepage,ゼブリナ・ペンデュラ]
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%BC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%A9 [ゼブリナ・ペンデュラ:植物図鑑 Weblio辞書]
http://d.hatena.ne.jp/kero1113/20110906/p1 [ゼブリナ・ペンデュラの耐寒性:草花&田舎暮らし]
http://www.t-webcity.com/~plantdan/souhon/syousai/sa-gyou/se/zeburinapenndelyura/zeburinapanndelyura.html [GKZ植物図鑑:ゼブリナ・ペンデュラ]
http://yasashi.info/se_00007.htm [ゼブリナとは:ヤサシイエンゲイ]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます