2017年4月28日(金)、「北上展勝地さくらまつり」を観た後、稲瀬町内門岡にある国見山・極楽寺に向かいました。「叡山すみれ」が咲いている頃だと思って行ったのですが、残念ながら1週間ほど早かったようで、良い個体が見つけられませんでした。
国見山無料休憩所や国見山さわやかトイレがある近くに植栽されている2つの花色の異なるハナモモ(花桃)が、花を沢山咲かせていました。
(上5つ)矢口の系統・黒皮ではないかと思います。
ハナモモ(花桃)バラ科 サクラ属 Purunus persica
果樹としてのモモ(桃)と区別して、花の美しさを楽しむために栽培されているモモを「ハナモモ(花桃)」と呼んでいる。ハナモモの栽培が盛んになったのは江戸時代で、現在も関白、菊桃、源平、矢口(やぐち)など、江戸時代につくられた品種が庭木や切り花用に栽培されている。関白は八重咲きの大輪で、白花の代表種。寒白とも書く。菊桃は菊の花のように細い花弁が多数つく。源平は1本の木に紅色と白色の花がつき、1個の花が紅白の絞りになることもある。矢口は切り花用の代表的な品種で、温室で花を咲かせたものがひな祭りに使われる。花はピンクの八重咲き、枝が長く枝垂れる品種もあり、源平枝垂、残雪枝垂、相模枝垂などが知られている。鉢植え用の矮性の品種もある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
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