2011年6月18日(水)、「サハラガラスパーク」(厳美町字滝の上)の東側出入り口付近に植えられているドクダミ(蕺草)が、白くて十字形の花を沢山咲かせていました。白い花びらのように見えるのは4個の総苞片で、本当の花は黄色い穂になって付いている花弁もガクもない小さなもの。
ドクダミ(蕺草) ドクダミ科 ドクダミ属 Houttuynia cordata
和名の「ドクダミ(蕺草)は、毒や痛みに効くということから「毒痛み」が転じたものといわれる。民間薬としてよく利用され、虫さされ、切り傷、胃腸病など10種の薬効があるということからジュウヤク(十薬)とも呼ばれる。
半日陰や湿り気のある所に群生することが多い多年草で、高さは15~30㎝ほどになる。全体に特有の臭気がある。葉は互生し、長さ約5㎝の心形(ハート形)で、先は短く尖る。茎の上部に長さ1~3㎝の花穂を出し、小さな花を多数つける。白い花弁のように見えるのは4個の総苞片で、その上に花弁もガクもない小さな花が黄色い穂になってつく。花期:6~7月。分布:本州、四国、九州、沖縄。
[山と渓谷社発行「山渓ハンディ図鑑1・野に咲く花」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/5b711eab422af0f0ed30dea5bbc5535e [peaの植物図鑑:ドクダミ(蕺草)/ジュウヤク(十薬)]
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