2015年11月13日(金)、一関市東山町長坂字柴宿のJR大船渡線柴宿駅の近くにある民家の庭に植栽されているマメガキ(豆柿)が、木全体にびしりと果実をつけていました。この柿は、未熟な果実から柿渋を採るために古くから栽培されてきたものですが、現在は柿渋の用途がないためそのまま放置されています。寒くなり霜にあうと黒紫色に変わり、若干甘くなりますが、渋くて食べられません。
マメガキ(豆柿)カキノキ科 カキノキ属 Diospyros lotus
中国原産の落葉高木。シナノガキともいう。未熟な果実から柿渋をとるために古くから栽培されている。高さは10mを超える。葉は互生し、長さ6~14㎝の長楕円形で、先は尖り、裏面の脈上に毛がある。6月頃、葉のつけ根に黄白色の花を開く。雌雄別株。果実は直径約1.5㎝の球形で秋に黄色に熟し、寒くなると黒紫色に変わる。渋くて食べられない。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
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