peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ツバキ(椿)「錦魚葉椿(きんぎょばつばき)/金魚椿(金魚椿) 2008年12月25日

2009年01月08日 | Weblog
世界の椿館・碁石のツバキ(椿)「錦魚葉椿(きんぎょばつばき)」
/「金魚椿(きんぎょつばき)」2008年12月25日







2008年12月25日(木)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。大温室内の「変わり三景」コーナーには、葉や枝に特徴のある品種が植えられていましたが、三河雲竜や柊葉椿、弁天神楽などと共に錦魚葉椿(きんぎょばつばき)という名の椿が植えられていて花を咲かせていました。
葉の形が金魚に似ていることでついた名前だそうですが、別名の金魚椿(きんぎょつばき)と共に覚え易い名前だと思いました。





ツバキ(椿)「錦魚葉椿(きんぎょばつばき)」ツバキ科 ツバキ(カメリア)属
Camellia japonica 'Kingyoba-Tsubaki' 江戸
[花]桃紅色の一重、筒~平開咲き、筒しべ、中輪。[花期]3~4月。
[葉]錦魚葉、中形。[樹]立性。[来歴]1789年の「諸色花形帖」に載り、
1827年の「草木奇品家雅見」には数種の錦魚葉の記載がある。
[誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会
・編)より]
Camellia japonicaは、植物学のカール・リンネが日本に来た宣教師の
ゲオルグ・ジョセフ・カメルスの業績と人徳を讃えて東洋の代表的な椿に
、このような学名を付けたと言われています。
19世紀には外国で、日本の椿が一大ブームになったと言われており、そ
れをもとにヂュマ・フィスがあの有名な「椿姫」を書き、ベルディが1853
年にそれを歌劇に仕立てたと言われています。

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