2015年10月18日(日)、一関市博物館主催の「史跡めぐり~磐井の石めぐり~第2回(大東方面)」が、10:00時 芦東山記念館前集合で、市のバスを使って行われました。
最初の見学場所は、続石山大原寺(だいげんじ)跡(大東町大原字大明神)で、次に向かったのは金烏神社(大東町大原字西山字小林)、3番目は小林寺(和照院)跡(大東町大原字角明沢)でした。
「小林観音堂跡」(一関市大東町大原字角明沢の亀峰山長泉寺の裏手)を見学した後、砂鉄川沿いの道路で待つバスまで歩いて乗車、次の見学場所へ移動です。
道路沿いにある「磨崖碑 塩釜宮」(大東町大原字折坂)を車窓から見て、砂鉄川に架かる渋民橋を渡って⑤続石大明神(大東町渋民字続石)を見学。
そこから戻って砂鉄川沿いにある⑥大洞地の磐座(大東町渋民字大洞地)を見学。その後は昼食のため渋民市民センター(上)に移動です。
昼食後、芦東山記念館周辺の石碑を見学して、次は石割松(大東町猿沢字地ノ神)。最後の見学地は金華山碑(塔)でした。
金華山碑:大東町猿沢字小森 宮城県牡鹿半島突端の金華山島に祀られている黄金山神社信仰の碑(塔)。金銀財宝や福を授ける神として信仰された。深く刻された字画の中に頭を入れてから祈願すれば頭が良くなると信じられている。
碑の大きさは、高さ4.6m、幅2.85m。大東町内では、800基ほどの古碑が確認されているが、その中で一番大きな碑である。原石は山の上から村人総出で引き降ろしたと言われ、石の半分は今も山の上に残っていると云う。引き綱に女性の長髪を用いて引いたら一気に山を下り、今の所で動かなくなったと伝えられている。
碑文の揮毫は、気仙沼の大肝入の熊谷太兵衛邦直51歳(猿沢の中津山良輔次男)[主催者が配布した資料より]
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