2023年5月5日(金)、県道19号線沿いにあるバス停「磐井中学校入口」一ノ関駅行き(旧・山目中学校)の所にある民家の花壇にドイツスズラン(独逸鈴蘭)が、白くて壺形の花を沢山咲かせて見頃を迎えていました。
ドイツスズラン ユリ科 スズラン属 Convallaria majalis
ヨーロッパ各地に広く分布する耐寒性多年草。「スズラン」の名で園芸店などで売られているのはこのドイツスズランで、日本に野生するスズランより花が大きく、香りも強い。葉は幅が広くて光沢がある。また日本のスズランは花茎が葉より低いが、ドイツスズランは花茎が葉と同じくらいの高さになる。園芸品種には花がピンクのもの、八重咲きのもの、葉が斑入りのものなどがある。花期は4~6月。「純潔」「幸福の再来」「甘美」などの花言葉がある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より
ヨーロッパ原産のドイツスズランは大きめの花を葉の上の方に咲かせ、よく栽培されています。ヨーロッパでは5月の風物詩として欠かせない花。フランスでは5月1日にスズランの花束を贈る風習があり、この日をスズランの日と呼んでいます。受け取った人に幸運が訪れるというのです。一方、高原の草地にひそやかに咲く風情を漂わせているのが日本種のスズランです。[実業之日本社発行「花のいろいろ」(文・金田初代)より]
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