peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のツルウメモドキ(蔓梅擬)の実  2011年11月2日(水)

2011年11月03日 | 植物図鑑

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2011年11月2日(水)、一関市東山町長坂字柴宿、磐井里の県道19号(一関大東)線&県道289号線沿いの山に生えているツルウメモドキ(蔓梅擬)の実が裂けて、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出していました。

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ツルウメモドキ(蔓梅擬) ニシキギ科 ツルウメモドキ属 Celastrus orbiculatus

山野に普通に生える落葉つる性木本。つるは帯褐色または灰褐色で毛はなく、長く伸びて外のものに絡みつく。大きいものは直径20㎝ぐらいになるものがある。葉は互生し、長さ5~10㎝の倒卵形または楕円形で先は急に尖り、縁には鈍い鋸歯がある。両面とも無毛で、表面はあまり光沢がなく、裏面は淡緑色。

5~6月、葉腋から短い集散花序を出し、黄緑色の小さな花を10数個開く。雌雄別株。花弁は5個あり、長さ約4㎜の卵状長楕円形。萼は5裂し、萼片は卵形。雄花には花糸の長さが約3㎜の雄しべ5個あり、雌しべは目立たない。雌花には退化した短い雄しべが5個と柱頭が3裂した雌しべが1個ある。

蒴果は直径7~8㎜の球形で、秋に黄色に熟すと3つに裂け、中から朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。仮種皮の色が美しいので生け花などによく使われる。実は野鳥の好物。分布:北海道、本州、四国、九州。沖縄、南千島、朝鮮、中国。 

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%89%E3%82%AD [ツルウメモドキ(Wikipedia)]

http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/turuumemodoki.html [ツルウメモドキ]

http://www.mitomori.co.jp/hanazukan2/hana2.7.198turuume.html [つるうめもどき]

http://www.hana300.com/turuum.html [蔓梅擬(ツルウメモドキ)]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1556.html [ツルウメモドキ:園芸ナビ:植物図鑑]


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