peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

紫波町「城山公園」のアオギリ(青桐) 2012年8月5日(日)

2012年08月05日 | 植物図鑑

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2012年8月5日(日)、紫波郡紫波町の城山公園(紫波町二日町字古舘)に行きました。

http://www.tohoku-sakurakaido.jp/lineup/iwate/sakura58.html [東北・夢の桜街道~復興への祈りを捧げる桜の札所・八十八カ所巡り~]

高水寺城本丸跡の近くに建てられている「平和塔」の傍に植えられている4mほどのアオギリ(青桐)が、花を沢山咲かせていました。

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(下)「やはり城跡なんだなあ」と感じさせる石垣がありました。

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(上と下)石垣の辺りから高い塔が見えました。「平和塔」と表示されていました。

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アオギリ(青桐) アオギリ科 アオギリ属 Firmiana simplex

別名:アオノキ。亜熱帯に自生する落葉高木で、生長が早く、大きな葉が涼しい木陰をつくる。街路樹としてよく植えられているが、伊豆半島や紀伊半島、四国、九州の沿岸地には野生化している。幹は直立して高さ15mぐらいになる。樹皮は緑色で滑らか。若枝には柔らかい星状毛がある。葉は枝先に集まって互生し、長さ15~25㎝の大形の扁円形で、浅く3~5裂する。縁は全縁で、基部は心形。はじめは葉の両面と葉柄に褐色の柔らかい星状毛があるが、のち裏面を除いて毛は落ちる。

6~7月、枝先に大形の円錐花序を出し、帯黄色の小さな花を多数開く。花序には帯黄色の星状毛が密生し、同じ花序に雄花と雌花が混じって咲く。花には花弁はない。花弁のように見えるのは5個の細長いガク片で、開出して反り返る。外側には帯黄色の星状毛が密生する。雄花では花糸が合着して長さ約1.2cmの筒状になり、その先端に葯が球状に集まってつく。雌しべは退化している。雌花ではガク片の基部が赤味を帯び、長さ約5mmの花糸と合着した柄の先に1個の雌しべがあり、その基部を退化した葯が取り巻く。

果実は長さ8~10cmの袋果で、成熟する前に5裂する。裂片は笹舟のような形で、縁に数個の種子がある。種子は直径約1㎝の球形で、網状の皺がある。昔は種子を炒って食べたり、第二次大戦中にはコーヒーの代用にした。樹皮が緑色で、葉がキリ(桐)に似ているので青桐の名がある。中国名は梧桐。用途:庭木、公園・街路樹、器具材。分布:沖縄、中国、台湾、インドシナ。 [山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35971619&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市釣山公園のアオギリ(青桐)]


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