2011年9月4日(日)、南部家敷農園どぜう村・八福どぜう庵(花巻市高松20地割160番地)に行きました。午前10時頃に到着したので、スイレン(睡蓮)や古代ハス(蓮)などを見て廻ってから早めの昼食にしました。私はドジョウや野菜の天ぷらが入った八福そばをいただきました。どじょうは食べやすいように頭などを除いてから開いてありました。機会があったらまた寄ってみたいと思いました。営業時間:午前10時30分~午後6時まで(土日祝日は午後7時まで)。
レストランの東南側にある池には、「古代ハス(蓮)」がびっしりと群生していました。花の盛りは過ぎて沢山実をつけていましたが、花も未だ沢山咲かせていました。
ハス科 ハス(ネルンボ)属 Nelumbo:葉は円形または楕円形、質は薄く全縁、長い葉柄をもち水面上1mにもなる。花は両性、花弁、萼が同室質。萼は4~6。花色は紅、紅紫、白、黄など。雄しべは数多く200以上。花床は著しく発達して、種子がその表面になかば埋まる。八重咲きの花は雄しべが変化したものである。根茎を「レンコン(蓮根)」といい食用にされる。観賞用品種は根茎が細い。
ハス(蓮) ハス科 ハス(ネルンボ)属 Nelumbo nucifera
古代から栽培されている熱帯~温帯アジア(インド、イラン、中国)、オーストラリア、南・北アメリカ原産の非耐寒性~耐寒性多年草(水生植物)。夏を彩る水辺の花として欠かせない水草で、日本各地で栽培されている。多くの品種が日本、中国にあり、現在中国品種が導入されている。一重と八重咲き種があり花色も白、ピンク、濃桃など多彩。
特に有名な品種は、’オオガハス(大賀蓮)’cv.Ogahasuで、1951年、大賀博士が千葉県検見川の泥炭層から発掘した種子から育成された。年代は2000年以上前の種子といわれている。花は白地にピンク色がかり美しい一重咲き。
普通は池などで栽培されるが、茶碗蓮など小型のハスは、小さな容器に水を入れて育てることができる。現在は日本品種と、黄色のアメリカハスや、中国ハスなどとの雑種品種が多く作出されて、変化が大きくなっている。花期:6~8月。
主な品種:’原始蓮’cv.Genshihasu、'紅重台蓮’cv.Koujuudairen、’桜蓮’cv.Ouren、’魚山紅蓮’cv.Gyozankouren、’日本柳’cv.Nihonyanagi、’蘆山白蓮’cv.Rozanhakuren、’金輪蓮’cv.Kinrenren、’ミセス・ペリー・D.スローカム’cv.Mrs.Perry D.Slocum、’八重茶碗蓮’cv.Yae-chawanbasu。
用途:水鉢栽培、切り花、ドライフラワー。栽培:日当たりを好み、日陰では花つきが悪い。風通しの良い日なたで、水深を10~15㎝以上に保ち、冬は凍らせないようにする。秋から冬に根茎を植える。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]
http://www.nanbuyashiki.jp/dozeu/dozeu.html [南部屋敷農園どぜう村「八福どぜう庵」
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