peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

映画「島守の塔」を観る 2022年9月10日(土)

2022年09月11日 | 気候、天気、季節の風物詩


2022年9月10日(土)盛岡市の映画館「ルミエール2」で上映中の映画「島守の塔」(130分)を観に行ってきました。
 ”鉄の暴風と言われた激しい空襲、艦砲射撃、上陸戦の絶望に追い込まれた沖縄戦。その中で「生きろ!」と後世に一筋の命を託した2人の官僚沖縄の人々の物語を映画化。”したものとのこと。

 1939(昭和14)年生まれで、終戦の年(1945年)、満6歳、当時「国民学校」と呼ばれていた小学校1年生でした。福島県郡山市郊外の純農村地帯の山の中に住んでいたので、戦争の悲惨さなどは全く実感できませんでした。
 それでも、1944年7月、それまで住んでいた安積郡富久山町久保田という町場から母の生家に引っ越す契機になった日東紡績富久山工場めがけて落とされたと思われる爆弾で被災した付近の民家が夜通し赤い炎と煙を出しながら燃えているのを震えながら見ていた記憶があります。

(上)知事付きの沖縄県職員(事務員)の比嘉 凛を演じた吉岡里帆


(上)本土から派遣された戦中最後の官選沖縄県知事(内務省官僚)島田 叡(しまだ・あきら)を演じた萩原聖人(はぎわら・きよと



(上)沖縄県警察部長・荒井退造を演じた村上 淳







この映画の最後に生き延びた比嘉 凛(香川京子)が、「沖縄県知事・島田 叡/沖縄県警察部長・荒井退造終焉之地」石碑を訪れた場面


監督:五十嵐 匠、脚本:五十嵐 匠/柏田道夫、原案:田村洋三・著「沖縄の島守ー内務官僚かく戦えりー」(中公文庫)



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