「世界の椿館・碁石」の根茎性ベゴニア「レプリカーン」
2007年12月7日
2007年12月7日(金)、大船渡市末崎字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室に、鉢植えの根茎性ベゴニア「レプリカーン」と思われる植物が
置かれていました。
根茎性ベゴニア「レプリカーン」
シュウカイドウ科 シュウカイドウ(ベゴニア)属
Begonia Boutigue×Tiger Kitten
「レプリカーンLeprechaun」は英名。常緑の非耐寒性多年草
(根茎性)。
誠文堂新光社発行「ベゴニア百科」(日本ベゴニア協会・編)
の「根茎性ベゴニアRhizomatous Begonia」一覧には、103とし
て、下記の通り記載されています。
種名、品種名(Species,Hybrid Name):Leprechaum(レプリカーン)
類別(Type of Rhiz.):横走 M.、原産地、交配親(Origin or
Parents):Boutigue×Tiger Kitten、発見者、育成者(Discoverer
or Hybridizer):ウッドリフ(L.Woodriff)、発見年発表年:1978年
葉形(Form of Leaf):卵形、4~5浅裂、花色(Color of flower)
:白、葉の大小(Leaf Size):小、s、備考(生理・生態的特性、
栽培上の問題点など):葉は黄緑色で、葉脈に沿い黒褐色模様が
幅広く入る。葉の基部に軽い渦を巻く小型の美葉種。
………………………………………………………………………………
「根茎性ベゴニア(Rhizomatous Begonia)」の原種は、メキシコを
中心に、ブラジル、コロンビア、ペルーなど中南米のものが多く、
19世紀中頃から盛んに採取されてきたとのこと。
根茎性ベゴニアが初めて記録に表れたのは、1783年西インド諸島で
ラマルクによって発見されたB.rotundifolia(ロトゥンディフォー
リア)だとされている。
茎が地を這うように横に伸び、多肉質で太く、節から上方に葉を伸
ばす。地面に接している茎の部分から根を出す「根茎」と呼ばれる形
態をもつことから「根茎性ベゴニア」に分類されている。
「レックスベゴニア」同様に葉の美しい種が多く、葉の大きさや形、
色や模様の変化がこの仲間を特徴付けている。
花は全て一重で小輪のものが多く、冬から春にかけて長く細い花柄
を伸ばし、先端に小振りの花房を作って開花する。花色は、ピンク、
白、淡緑黄色など赤の強いものや色彩の強いものは少ない。アフリカ
産の幾つかの種には黄色い花を咲かせるものがあるとのこと。
茎の節間が詰まり多肉化して、ワサビ状になって、地面を這ったり立
ち上がったりしながら分岐して広がり、こんもりと纏まる形のもので、
葉の美しいものが多い。そしてボウエレやマソニアーナのように根茎
が横に這って伸びるものが多く、これらを「横走根茎型(horizontal
-rhizome type)」という。
なお、根茎性ベゴニアである「レックス(B.rex Putzeys)に、種々
のベゴニアを交配し、さらに交配を重ねてきた一群のベゴニアを、園
芸的には根茎性ベゴニアとは別に分けて「レックス・ベゴニア(rex-
cultorum)と呼んでいる。
2007年12月7日
2007年12月7日(金)、大船渡市末崎字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室に、鉢植えの根茎性ベゴニア「レプリカーン」と思われる植物が
置かれていました。
根茎性ベゴニア「レプリカーン」
シュウカイドウ科 シュウカイドウ(ベゴニア)属
Begonia Boutigue×Tiger Kitten
「レプリカーンLeprechaun」は英名。常緑の非耐寒性多年草
(根茎性)。
誠文堂新光社発行「ベゴニア百科」(日本ベゴニア協会・編)
の「根茎性ベゴニアRhizomatous Begonia」一覧には、103とし
て、下記の通り記載されています。
種名、品種名(Species,Hybrid Name):Leprechaum(レプリカーン)
類別(Type of Rhiz.):横走 M.、原産地、交配親(Origin or
Parents):Boutigue×Tiger Kitten、発見者、育成者(Discoverer
or Hybridizer):ウッドリフ(L.Woodriff)、発見年発表年:1978年
葉形(Form of Leaf):卵形、4~5浅裂、花色(Color of flower)
:白、葉の大小(Leaf Size):小、s、備考(生理・生態的特性、
栽培上の問題点など):葉は黄緑色で、葉脈に沿い黒褐色模様が
幅広く入る。葉の基部に軽い渦を巻く小型の美葉種。
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「根茎性ベゴニア(Rhizomatous Begonia)」の原種は、メキシコを
中心に、ブラジル、コロンビア、ペルーなど中南米のものが多く、
19世紀中頃から盛んに採取されてきたとのこと。
根茎性ベゴニアが初めて記録に表れたのは、1783年西インド諸島で
ラマルクによって発見されたB.rotundifolia(ロトゥンディフォー
リア)だとされている。
茎が地を這うように横に伸び、多肉質で太く、節から上方に葉を伸
ばす。地面に接している茎の部分から根を出す「根茎」と呼ばれる形
態をもつことから「根茎性ベゴニア」に分類されている。
「レックスベゴニア」同様に葉の美しい種が多く、葉の大きさや形、
色や模様の変化がこの仲間を特徴付けている。
花は全て一重で小輪のものが多く、冬から春にかけて長く細い花柄
を伸ばし、先端に小振りの花房を作って開花する。花色は、ピンク、
白、淡緑黄色など赤の強いものや色彩の強いものは少ない。アフリカ
産の幾つかの種には黄色い花を咲かせるものがあるとのこと。
茎の節間が詰まり多肉化して、ワサビ状になって、地面を這ったり立
ち上がったりしながら分岐して広がり、こんもりと纏まる形のもので、
葉の美しいものが多い。そしてボウエレやマソニアーナのように根茎
が横に這って伸びるものが多く、これらを「横走根茎型(horizontal
-rhizome type)」という。
なお、根茎性ベゴニアである「レックス(B.rex Putzeys)に、種々
のベゴニアを交配し、さらに交配を重ねてきた一群のベゴニアを、園
芸的には根茎性ベゴニアとは別に分けて「レックス・ベゴニア(rex-
cultorum)と呼んでいる。
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