一関市東山町「幽玄洞」 2009年10月12日(月)
2009年10月12日(月)、一関市東山町長坂字東本町にある「幽玄洞」の傍を通りました。幽玄洞の入口にもなっている「幽玄洞展示館」の前に植えられたホトトギス(杜鵑草)が沢山花を咲かせていました。
幽玄洞について:
幽玄洞は、約3億5000年前の石炭紀地層に形成された横穴石灰鍾乳洞。昭和55年に発見され、地元民が設立した有限会社「幽玄洞観光」により、翌56年4月にオープンした。平泉から車で約20分、東山町ではげいび渓に次ぐ観光地。平成4年に始まった第3次新洞開発で、洞内は約150m延びて総延長約500mになり、隣接地に食堂のある管理棟、展示館などが建てられた。(詳しいことは下記のホームページのアクセスしてみてください。)
http://www6.ocn.ne.jp/~yuugen/
[幽玄洞(自然洞窟博物館)]
ホトトギス(杜鵑草) ユリ科 ホトトギス(トリキルティス)属 Tricyrtis hirta
山地の谷川の縁の崖などやや湿った所の半日蔭に生える多年草。高さは40~100㎝になる。茎は直立から懸崖状となり、茶色の毛が斜め上を向いて生える。崖などでは垂れ下がって生える。茎や葉には毛が多く、葉は互生し、長さ10~20㎝の長楕円状披針形で、基部は茎を抱く。葉の表面に黒い油のしみに似た丸い斑紋がある。 8~10月、葉のつけ根に直径約3㎝の花を2~3個上向きに咲かせる。花柄と外側に白毛があり、花被内面は紅白色地に紅紫色の斑点があり、下部に黄斑がある。花全体に蕎麦カスのような紫色の斑点が散らばっているのを、ホトトギス(杜鵑)という鳥の胸の模様にたとえてこの名があるという。 分布:北海道(西南部)、本州、四国、九州。
ホトトギス(トリキルティス)属 Tricyrtis:東アジアに16種ほどが分布する。地下に短い根茎を有する多年草。茎は直立し、葉は互生し、花は頂部または葉腋につく。花被は釣鐘形、花被片は離生する。花形に2つの型があり、杯状で上向きに咲き、花柱の枝が傘のように広がるホトトギス型と、釣鐘形で下向きに咲き花柱の枝の短いジョウロウホトトギス型がある。ヤマホトトギスT.macropoda、ヤマジノホトトギスT.affinis、タマガワホトトギスT.latifolia、キバナノホトトギスT.flava、ジョウロウホトトギスT.macrantha、キイジョウロウホトトギスT.macranthopsisなどがよく知られている。
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