Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

難しい切り替えの指令

2022-09-23 | テクニック
懸念となっていた旅行用PCの録音が可能となった。前回のザルツブルク行では生放送を祝祭会場の大ホールにいながらにして録音出来た。そして、その後バッテリー交換から少しシステムを強化していた。主に旅行で使う音楽以外のプログラムやネット関連をインストールしただけと思っていたが、どこでそのようになったのかその後一切オンラインでは録音出来ないようになって仕舞った。

調べた結果、PulseAudioのコントロールで入力等を設定することで使いたいように使えるとあったのでやってみた。それでも上手く入力しない。以前はDACをUSB経由で接続していたので、そちらからの返しとして録音可能だった。しかし旅行中にはDACもなかったのでブルーテユースでノイズキャンセルイヤフォーンに送り込むときにそこから録音した。予想よりも綺麗に録音出来た。ブルーテュ―ス自体の圧縮は致し方ないとしてもその前段でもあり、また放送の圧縮を考えれば十分だ。

しかし、日曜日にプラハからの中継とベルリンからの両方を同時間帯に録音したいと考えて、ミニラップトップで試してみたのだ。時間を掛けても録音不可になっていた。結論からするとどこでスイチィングが切り替わったかは分からないが、ブロウザーの再生を切り替えるなど、所謂ラインの独占権を切り替えてやることで通るようになった。

実際にはアルゴリズム上の指令の順番などで変わるようで、そのようなことはウィンドーズ操作中にも起きることはある。WAPIとかALSとか皆似たような機構で、独占するゆえに音質が冴えるというものだ。出来るだけ切り替えミキサーなどの機械固有の性能に影響されないように録音するのがオンライン録音の決め手である。但し使い勝手にはノウハウが発生する。これでありとあらゆる録音が可能となるので、今後必要ならば旅行用にDACを購入すればそれはそれで本格的なオーディオをイヤフォーンでも聴けて録音も可能となる。簡単な動画コピーもこれで撮れる。

昨年6月に劇場で逸早く購入した2019年制作のコルンゴールト「死の街」が賞をとったらしい。当然の評価である。ブルーレイで購入して、既に購入した焼き付け器を外付けしたウィンドーズでは再生した。しかし回転音が喧しい。だからリモートで使っているLINUX音楽専用PCで再生したかった。しかし中身がパイオニア製のVerbatimはLINUX仕様にはなっていない。なんとか接続可能となり、さて読み取るとなるとなぜか内蔵器とは違ってDVDでさえも読み取れない。そこでメークMKというのを試してみた。名の通り暗号解読後にMKに変換するだけのプログラムで、それも期間限定のシェアウェア―らしく、それならばPCで読み込んでも同じではないかとも思った。

兎に角コピーは出来たので、それをNASにコピーして場所をとるのも馬鹿らしいので、改めてMKファイルとしてブルーレイに焼き付けようかと思う。なぜブルーレイ一枚を購入して更にブルーレイROMにコピーしなければいけないのか分からないのだが、こういうコピー防止を使うから余計に不法なコピーも氾濫する。デジタル音声技術もそうなのだが、映像になるとその価値の多くはよりコピーで失われる。映像メディアなどだけでなくそのオンライン配信も如何に新たなビジネスモデルとはならないかのまた一つの傍証ともなっている。勿論こうした人たちがブルーレイプレーヤーなどを買うこともあり得ないというのも火を見るよりも明らかなのだ。



参照:
紙一重の読み替え思考 2022-09-17 | 文化一般
眠りに就く前にUBUNTU 2022-08-21 | テクニック
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