デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

夏の思い出

2019年08月27日 | RICOH
それは宮城にいる親戚の家に顔を出したときの話。従姉妹の小学生の子供が、私のスマホのポケモンGOにすばやく反応。やったことがない、やってみたいと言われ起動すると、ポケスポットもジムも近所にはほとんどなし。田舎でポケGOは金かかりそう、こりゃ親もやらせないわけだ。

親戚の家から直線距離で500mくらいに一番近いジム、愛宕神社がありました。ここに行けばバトルもできる、小学生の子はどうしても行きたいと言い出し、4歳の弟も同調、私も最近子供を連れてなんてシチュエーションは皆無だし、たまにはいいかな、まあ散歩がてら行ってみようかな。



田舎の直線距離は恐ろしい、実際行ってみるとけっこう遠い、でもここを曲がればあと少し、えっ曲がった先は山への入り口。



さらに上り坂が続き、平面地図じゃわからない、子供たちはポケGO、私は写真を撮りながら、こんなところに神社あるのかな?



すると山道から急に石段が、こりゃ神社はありそうだ、でもけっこう急で細いし、しかも震災の影響か崩れかかっているし、この造りだときっと社は頂上だし、子供たちは登れるかな。私は小さいほうの手を繋ぎ、でも子供たちの目はスマホに釘付け。足元に気をつけるよう促し頂上を目指しました。



そしてゴールが近づいた頃、ちょうどポケモンジムにボスポケモンが出現したらしく子供たちは大騒ぎ、連れてきてよかったなと汗をぬぐい顔を上げたとき、今度は私が大騒ぎ。

古びた神社の手水舎に両足をかけて大きな動物が水を飲んでいたんですよ。鹿?しかもあまりみたことない、ほんとに鹿?山羊?



鹿も我々に気がついて、こちらをじっと見つめています。子供たちはポケGOしててあまり驚かない、そこを動かないでって言った声も聞こえているのか。私にとってはシャッターチャンス、でも野生の鹿の性格はわからない、獰猛なのかな、飛びかかってきたら子供たちを守れるかなとか考えながら間合いを詰めていきました。



近づいてみると冬毛の鹿のようでした。鹿は微動だにせずこちらを見ています。かなり近づいてもう1枚、こっちに来ないでくれ、そのままじっとしていて。さらに近づくと手水舎を軽やかにジャンプして森に去っていきました。残念なような、ホッとしたような。



かなり近づいたつもりでも2枚目とあんまり変わらないですね。ビビッてた証拠かも。子供たちはボスポケ逃がしたとか騒いでるし、私より度胸あるなあ。まあふたりにはボスポケモンの方が鹿より珍しかったのかもね。一番近くのポケモンジムに野生の鹿がいるんじゃ、親がポケGOやらせない理由もわかりますね。私にもふたりにもいい夏の思い出になりました。カメラはGR、こんなときはズーム欲しかった。