デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

キティちゃんと神殿の街

2020年05月29日 | 都内散策
今日は多摩丘陵の中心部、多摩センターの写真です。前にも書きましたが私が子供の頃、このあたりは低地には蛇行する乞田川、
その南側の丘陵地帯には乞田川に流れ込む沢が一本あるだけで、周辺に下落合、山王下といった集落が点在する農村でした。私が目の当たりにしたわけじゃありませんが、
その後乞田川は護岸直線化され、丘陵地帯を階段状に整備した都市計画、1974年に京王線が開通する頃には村は街へと大きく変貌していました。

それでも私が大学生の頃までは少し駅を離れると農村の名残があって、駅周辺も新しいけど何もない、居住区にはプレハブが並ぶようなところでした。
次なる変貌はその数年後、1987年に市立複合文化施設通称「パルテノン多摩」が完成し、百貨店、大型商業施設も誘致して、現在のカタチが出来てきました。
そして1990年にはサンリオピューロランドがオープン、キャッチフレーズは「ハローキティの街」になりました。そしてそれからさらに30年、歳取るわけですね。

今では駅もキティだらけ





至るところに



落書きのように



キティちゃんが溢れています



たまには違う猫も紛れ込み



2000年にはモノレールも開通



そして30周年を迎える



サンリオピューロランド



今はコロナで休館中



1994年にできたベネッセタワー



休館中で窓掃除



そして神殿「パルテノン多摩」



建物老朽化で閉館中 



おひさまが手形でした



神殿の最上階を目指します



見下ろすと、50年前この中心直線上にあった細い沢とそれに沿った未舗装の道、当時の景色が思い出されます。変われば変わるもんだという気持ちと、
建ってるものは違うけど大局的にはあのときのままだなという気持ちが交錯して、しばしぼんやりと眺めていました。



今日のカメラはズームでお気づきかも知れませんがパナソニックのTZ85、でも多摩センターの歴史を撮りに行ったわけじゃなく、悪い癖でまた寄り道してしまいました。
本来の目的はこの丘の上、TZ85にした理由もまた明日。