公約通りというより、他に載せる写真もないから「巨大映像で迫る五大絵師 」でみてきた富嶽三十六景の写真です。このシリーズどこから見た富士かが、地名がちゃんと入っているものと入っていない絵がありまして、まずは三役と言われる地名の入っていない写真から。どこから撮ったかはNETで議論、検証されているので興味のある方はググってください。そもそも木版画は私の知っている限り、B4用紙より少し大きいくらい。巨大にすると迫力が増すだけではなくて、見えなかったものが見えてくる。
北斎の絵で最も有名な絵。神奈川沖と地名は入っていますが、波の向きと船の向き、富士山の大きさからどこから描いたのかは疑問の残る作品です。自ら船に乗って沖にいたのか、若しくは対岸木更津あたりから描いた絵かも知れません。巨大スクリーンでみると手前の波が富士山のように見え、大小ふたつの富士が並んでいるかのよう。
東京都の南端、多摩川からみた富士山です。富士の大きさからそこそこ上流でしょうが、渡しもたくさんあったので場所が特定できません。続きはまた明日、神奈川の富士山から。
「凱風快晴」

鰯雲と少ない冠雪から
ちょうど今ぐらいの季節の絵でしょう
「山下白雨」
まずは巨大スクリーンから


山頂が晴れで裾野が雨
これも地上から描ける絵ではありません
「神奈川沖波裏」
巨大スクリーンは迫力満点



鰯雲と少ない冠雪から
ちょうど今ぐらいの季節の絵でしょう
「山下白雨」
まずは巨大スクリーンから


山頂が晴れで裾野が雨
これも地上から描ける絵ではありません
「神奈川沖波裏」
巨大スクリーンは迫力満点


北斎の絵で最も有名な絵。神奈川沖と地名は入っていますが、波の向きと船の向き、富士山の大きさからどこから描いたのかは疑問の残る作品です。自ら船に乗って沖にいたのか、若しくは対岸木更津あたりから描いた絵かも知れません。巨大スクリーンでみると手前の波が富士山のように見え、大小ふたつの富士が並んでいるかのよう。
ここからは地名の入った絵
東側から見ていきます
最も東は茨城県 水郷から
「常州牛堀」

いちばん遠いのに富士が大きい
千葉県富津市あたり
「上總ノ海路」

北斎は船が好きですね
水平線が丸い
東京都江東区
「五百らかん寺さゞゐどう」

富士見のために作られたテラス?
東京都台東区
「御厩川岸両國橋夕陽見」

隅田川の夕景です
東京都中央区
「江戶日本橋」

江戸城越しの富士山
東京都文京区
「礫川雪ノ且」

シリーズ唯一の雪景色
且は日の誤植だそうです
東京都品川区
「東海道品川御殿山ノ不二」

桜の名所御殿山からの富士
東京都多摩川沿い
「武州玉川」

東側から見ていきます
最も東は茨城県 水郷から
「常州牛堀」

いちばん遠いのに富士が大きい
千葉県富津市あたり
「上總ノ海路」

北斎は船が好きですね
水平線が丸い
東京都江東区
「五百らかん寺さゞゐどう」

富士見のために作られたテラス?
東京都台東区
「御厩川岸両國橋夕陽見」

隅田川の夕景です
東京都中央区
「江戶日本橋」

江戸城越しの富士山
東京都文京区
「礫川雪ノ且」

シリーズ唯一の雪景色
且は日の誤植だそうです
東京都品川区
「東海道品川御殿山ノ不二」

桜の名所御殿山からの富士
東京都多摩川沿い
「武州玉川」

東京都の南端、多摩川からみた富士山です。富士の大きさからそこそこ上流でしょうが、渡しもたくさんあったので場所が特定できません。続きはまた明日、神奈川の富士山から。