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(国際)マラソンについて

2008-01-08 20:53:50 | 日記・エッセイ・コラム

北海道マラソンが段階的に拡大し、3万人規模の大会にするという。

北海道新聞のURL

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sports/68654.php

今まで北海道マラソンはフルマラソンを4時間以内の記録を持つ人に限られていたのを、段階的に制限時間を緩めて、ゆくゆくは制限時間7時間、3万人規模にしたいらしい。

4時間の制限と言うと敷居の高いフルマラソンだったが、これからは万人に走ってもらおうと言うことのよう。

私はソレができるなら、なかなか札幌のような大都市で難しいのだが、理解ある知事のおかげで、ありがたい話だと思う。セミエリート大会を走るのが夢だった人には、万人が走れるようになって面白みがなくなるかも知れないが、ランナー全体としたら、こんな嬉しいことはないんじゃないかしら。

東京マラソンも来年から3月開催になるというから、結果的には男女2つの国際大会をなくして一本化したことになる。3月開催は試行錯誤の上ですが、計画の最初のころは11月の国際女子との統合を目指していたと、、。11月のほうが本当は気候が良いが実業団男子が駅伝シーズンだし、企業からの賛同が得られなかったという。

であるならば、東京は最初から2月でなく3月開催で、男女とも国際レースを同時に廃止したほうがわかりやすかった。しかし昨年の2月開催は試行錯誤なんで致し方ないところだと思う。であるならば、なお更なんですが昨年の東京国際女子も同時に廃止すべきだったかもしれない。

エリートレースという言葉の魅力はあるけれど、その恩恵にあずかれるのはわずかです。いくら伝統ある大会だといっても、時代の流れと時代のチャンスに置いていかれたんだと思う。北海道のそれにしても東京の石原都知事の意向にしても、市民の意向が反映されていることを忘れちゃいけない。

GOサインを出したのは石原都知事や北海道の高橋はるみ知事ですが、市民の希望、大きなうねりを後押ししただけなのだと思います。

4時間制限の4600人の北海道マラソンをそのままに、第二北海道マラソン3万人大会を開催したら疑問ですよー。ソレと同じことが東京でも言えます。

国内の大会を見ても、エリートレースがこの先どれだけ残っていけるのか疑問です。というか残すべきじゃないと私は思うから。

ただし、大都市を舞台としないのならいいと思います、たとえば男子の琵琶湖みたいにです。

東京国際女子マラソンは、チームから毎年参加していたから、応援に行ったりして大好きな大会でしたが、、、。男子のほうはレベルが高すぎて出れないので沿道に駆けつけたことはありません。いろんな名勝負がありましたね、、、。

コメント (4)
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