著者は春日武彦
精神科医が見た家族のあれこれです。患者さんの家に一歩踏み入れると、ソコは住まわれている方たちの精神状態を良くあらわしていると言う。
新聞でもTVのワイドショーなどでも、ゴミ屋敷とか騒音おばさんなどの話題を取り上げています。
そこまで、行き着いていなくても、多かれ少なかれ他人の家庭を覗くと何でこんなにと感じることがあります。
タイトルどおり、病んだ家族や散乱した室内から、精神状態を分析している本です。
面白くはあるが、ケッコウ身につまされる思いで読みました。私の周りにも散乱した室内を、片付けできない近親者がいるからです。これも程度なのでしょうが、散乱した室内では、他人に危害を加えないからと見過ごされますが、立派な脳の病気だといいます。
まだ1回読んだだけなので、あまりに重たい話で、自分内部で消化していません。だから読み直す予定。