ミノルタX7
つちのこカメラ28
甥の入学祝いにプレゼントしたカメラです。
しかし◎十年後に、甥が結婚し子供ができ、デジタルの時代になったんで、私の元へ里帰り。
ミノルタX7は一眼レフですが露出はオート専用。私が作っていたトキナーの80mm~200mmをマウントをミノルタ用にチェンジしてあげた。
このカメラだときれいな写真が簡単に撮れたハズです。
私はミノルタ製品をいちども使った事がないのだが、、、XDはカメラ雑誌でも評判が良かった。
ミノルタではXD、オリンパスはOMシリーズ、PENTAXはME&MXシリーズ、キャノンだとAE1などライバルは多かった。
当時のカメラは何となく似ていた、X7の直接のライバルはオリンパスのMEだ。
一眼レフが大きくなり、その反動でコンパクトなタイプに人気が向かった。
私はニコンを使っていたので、コンパクトタイプはFEやFMだった。これら他社の小ささが羨ましかった。
ただ、ニコンのコンパクトタイプは、さほど小ささはないけど、プロでも使える造りの良さ堅牢さがあった。
実にシンプルな後ろ姿。
この時代のカメラがいちばんカメラらしい気がします。
上からレンズマウントのロック、レリーズの穴、シンクロ接点。
こちらサイドには何もない。
右側のシャッター周りは露出補正のダイヤル。バルブとX接点のシャッターセレクト。
一眼レフですがマニュアル露出がないカメラなんです。
左はセルフタイマー,メインスイッチのON、OFF、バッテリーチェック
レンズとボディーの連動はニコンと似た爪を介しておこなう。
こんなベーシックなカメラでもミラーは大きめです。これだと長玉を使ってもミラー切れをおこさないだろう。
安いカメラですが良く造ってあります。
私の記憶が正しければ、、、アッパーカバーはプラスチックです。
メインスチッチです。
うらぶたを開けると、当時のスタンダードな造り。布の横走りシャッターはミノルタの自家製なのでは?
というのは、縦走りの金属シャッターをコパルが開発して、多くの一眼レフに搭載されていたから。
しかも縦走りシャッターはストロボ同調が速かったし、1/4000などと高速が切れ、私はフルにその高性能シャッターを利用していた。
このミノルタX7はストロボといくつで同調するか知りませんが、たぶん当時のスタンダードであれば、、、1/60ではないか。
ミノルタのロッコールの切れ味はいかがかな?
ペンタックスのタクマーは空気感が素晴らしかった。105mmf2,8のプリセット絞りのレンズがお気に入りで、良く何処にでも持って行った。小さくて軽いレンズだったが、写りは素晴らしかった。
キャノンのレンズはレンズ白書で絶賛されていたので、サービスステーションからカメラとレンズ2本を3ヶ月間借りて使っていた。シャープな画像には惹かれました。ただキャノンとニコンのレンズの操作が正反対なので、手に合わなくて結局購入するにはいたらず。
オリンパスのズイコーはペンで使っていたので、その素晴らしさには感嘆していた。
コニカのヘキサノンは引き伸ばしレンズのみ使ったことがある。コムラーからヘキサノンに替えたときにビックリした。「今まで何をやっていたのだろう、、、ピントが合っていなかったじゃないかと、、、」。
写真学校に入ってから、また引き伸ばしレンズもグレードアップしてニッコールに替えたところ、シャープなのと画像がきれいなので、驚愕と言っていいほどのショックを受けました。
プリントの極意がわかったのもその頃。若くて無我夢中で写真を撮り、プリントを焼いていました。「すごいねー」と周りの先輩カメラマンによく言われたものです。
当時の標準的な造りの50mmレンズはf1、7。f1,4に比べ軽くてコンパクト。
標準レンズのf1.7はコンパクトです。
当時のニコンのf2よりも使いやすそうだーーー。
minoltaX7
720g
14cm×10cm×9cm
フィルムを使う事がなくなりました。
今でも使ってみたいのは、ローライ、ペンタックス67、フォクトレンダー・ベッサーLの25mm付き、オリンパスOM1ぐらいかなー。
45のトヨフィールドで白黒って言うのもありですね。