新潟県と長野県の県境あたりにある妙高山(2454m)は遠かった。
いつか登りたいとずーと思っていた。
先々週は計画したが台風が3つも発生して止め。
妙高山と火打山登山のベースになる山小屋が高谷池ヒュッテ。
もう1軒あった黒沢池ヒュッテは、今回のコロナの影響で営業中止になってしまった。
どーも高谷池ヒュッテは公営だから生き延びれたのかも。
予約窓口の妙高観光協会で話し方が公務員そのもので感じ悪いと、、、ネットに書いてあったが、そんなことはなくフツーだった。
三角屋根が特徴の高谷池ヒュッテが見えてくるとひと安心。
まわりは高谷池なのか湿原だらけだ。
三角屋根なのは雪が多くて雪下ろしをしないで済むようになっているからか。
見たところ3階まである。
私が泊った大部屋は2階にあった。
あのテラスから火打山(2461m)が目の前に見えました。
妙高山(2454m)の計画を立てた時に、すぐ隣に火打山があることに気付いた。
高谷池ヒュッテは火打山に近くて、黒澤池ヒュッテは妙高山に近い。
妙高山だけ登るならば黒沢池ヒュッテに泊まるのがいいけど、コロナの影響で営業停止に追い込まれたので、どちらにしても高谷池ヒュッテに泊まらざるをえない。
全国の山小屋も同じ様な状況に追い込まれていると聞いています。
都市のホテルだって、温泉旅館だって、老舗店舗だってコロナ不況に追い込まれています。
政府は県をまたいでの旅行は控えろというけど、旅や登山は人が密集する訳じゃないので、山小屋に泊まりに行きたくなります。
ワクチンは打ったしマスクはしているしな。
ここで笹ヶ峰登山道から初めて高谷池ヒョってが見えた。
道悪で大回りするので、見えてから10分か20分かかったような気がします。
火打山と妙高山の分岐点です。
手前に行くと笹ヶ峰登山道入り口と高谷池ヒュッテに行きます。
この山域は木道が張り巡らされています。
歩きやすいのか、歩きにくいのかよくわからん。
濡れると滑りやすいし横木が足裏にあたり痛いし、どっちもどっちですね。
湿原が多いから木道が多いのでしょう。
お昼過ぎに早々と高谷池ヒュッテについたので、腹ごなしにカップカレー(500円)を買い食べた。
熱湯を入れ5分などと買いてあるが、、、10分は放置しておさじでグルグルかき混ぜる方がカレーらしくなる。
5分じゃカレースープだよ。
足が早かったのかまだ登山者が少ない。
泊った人が妙高山か火打山を往復でもしてきたのか荷をパッキングしていた。
下山するのでしょう。
ではでは妙高山の湿原のほとりに建つ高谷池ヒュッテを見て回りましょう。
大部屋ですが1人あたり2mづつ透明ビニールで囲われています。
山小屋は昔は雑魚寝が普通だったが、今では大部屋でも1人1人ビニールで囲われた個室みたいになっていた。
だから収容人数は1/3以下になったんじゃないか。
くしゃみをしてもお隣の方にはつばきは飛びません。
山小屋で以前と違ったしきたりは、布団は貸してくれますがインナーシーツを持参すること。
インナーシーツはどんなものかというと、薄いシーツを2枚がさねで縫って袋状にしたものと考えれば間違いない。
インナーシーツは自分で作らなくても、ショップでカッコ良いものが売っています。
私は石井スポーツで6000円のを買って持参した。
こんなところにもコロナの影響があります。
寝具は使い回しなので、寝具に肌が触れないようにインナーシーツの中で寝なさいということです。
右隣の人は昼間っから寝ています。
早立ち、早到着、早飯、早寝、早便が山の中では基本です。
翌日の朝の玄関です。
靴が似たようなものばかりなので、次回は靴紐を自分オリジナル色にしてみよう。
登山靴は判別できるかもしれないが、ハイキングブーツは似ていますねーーー。
私は記憶力に自信が無いので、人様のハイキングブーツを履いてしまわないかと心配をしていました。
他人の靴を履いて行ったら悪いでしょーーー。
受付です。
オヤジさん2人、若者1人、若い女性1人の4人が働いていた。
若い女性も見た目は男と変わらない格好なので、区別がつかなくて申し訳なかった。
居間というかリビングですね。
ここで夕食と朝食を食べました。
この日は食事を2回に分けて密にならないようにしていた。
お食事どきのおしゃべりが、コロナに感染しやすいので注意に越したことはない。
8時消灯で皆さん起きるのはえらく早くて4時ごろからゴソゴソ音がしだします。
トイレはムロン水洗式です。
ウオッシュレットもついて水圧は弱かったが嬉しいものです。
山小屋泊まりで自炊するかたのスペース。
水道水じゃないだろうが飲めます。
夕食です。
山小屋定番のカレーライス。
ご飯を3人分よそったら、お櫃の中が空っぽになって、後ろの人に悪いことをした。
なんでも一発目が大事なんで、お代わりなど考えないようにして、大盛りにしたんです。
ちょっと食べ過ぎたかも〜〜〜。
しばしカレーのゲップが気持ち悪かった。
朝食です。
質素なお食事ですが私には十分です。
暖かい布団で寝れて、腹一杯食べられて、トイレの心配もしないで何を文句を言いましょうか。
肉っ気がないじゃないか〜〜〜。
芋にキンピラにひじき、、、。
これをおかずに白飯をかきこみます。
翌日に赤倉温泉に泊まったが、温泉旅館の素泊まりで5150円だったが、山の上の辺鄙なところでの宿泊だから、9500円でも安いものでしょう。若い人は幕営(テント持参)の方が多い。かえすがえすも黒沢池ヒュッテが営業停止は悲しいことです。評判の山小屋だったんですが!
妙高高原1 夏の妙高高原に来たー
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妙高高原2 スカイケーブルでカフェエトールで朝食
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妙高高原4 妙高山登山、高谷池コース
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妙高高原5 下山して赤倉温泉に泊まる
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妙高高原6 火打山に登る、妙高山の隣の山です。妙高高原自体が火山性の高原です
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妙高高原7 長野に行く途中で姨捨山から千曲川を見下ろす
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