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SL冬の湿原号*釧路・標茶間

2023-03-02 17:00:54 | 鉄道

道東の旅9*SL冬の湿原号(詳細)

先月の事になりますが意を決して北海道の釧路に行きました。

前々月にフライトと宿の予約をとったので、旅の基本費用は安くできた。

ジャーン

北海道の観光地はコロナが下火になったと言ってもガラガラですが、「SL冬の湿原号」のまわりだけ押すな押すなの大盛況。

標茶駅の渡り廊下の上にも観光客が見下ろしています。

「SL冬の湿原号」は5両の客車を、小さなC11機関車で引っ張っているので、スピードは控えめです。

釧路から標茶に向かうときはSL機関車は正方向ですが、標茶から釧路に帰るときは機関車は後ろ向きで引っ張ります。

標茶には転車台がないからです。

でもSL機関車は石炭車が邪魔なだけで前後に走れます。

鉄道マニアの方は、この逆走機関車をわざわざ見にくるそうです。

私も野次馬根性はありますので、渡り廊下に上がって見下ろしました。

何事も先人の真似が大事ですーーー。

標茶から釧路に戻りは、普通列車(しれとこ摩周号)で先回りして塘路で「SL冬の湿原号」の到着を待って、またそこから乗車しました。

釧路本線は単線なので塘路で普通列車とすれ違いのため5分ぐらい停車します。

塘路では乗客はほとんど全員下車して写真を撮りにきます。

私の感じでは釧路本線は普通列車「しれとこ摩周号」は白人観光客が多くて、「SL冬の湿原号」はアジア人(中華系)が多かった。

「しれとこ摩周号」は網走が始発なので、流氷見物してから釧路に回ってくる人がいるからでしょう。

道東の入り口を女満別空港にして、網走刑務所(極寒の監獄)を観て流氷号(ガリンコ号)に乗って、オホーツクの雪海原を眺めて釧路に向かうルートです。

晴れたら知床連山のや斜里岳が望めますが、、、吹雪くことが多いのでどーでしょう。

斜里岳が頂上は見えませんが姿を現した。

この日、釧路本線の斜里のひとつ手前の駅・中斜里で下車して、釧路行きの戻り普通列車「しれとこ摩周号」を待ちました。

斜里まで行くと、良い時間の釧路行きに乗れないのです。

釧路行きの「しれとこ摩周号」で塘路まで先回りして行って、そこで「SL冬の湿原号」の到着を待っていました。

中斜里からは1両の普通列車「しれとこ摩周号」に乗ったが満員で大きなスーツケースが網棚を占領していた。

白人団体さんの荷物です。

釧路本線ですが斜里と釧路間は列車本数が少なくて、しかも1車両だけなので混み合っていました。

標茶から斜里へ向かったときは混んでいるというほどじゃなかった。

これくらいだったら、ローカル線の旅は快適なんですが、、、。

行きは良い良い帰りは満席。

鉄ちゃんとしては見逃しません。

エアコンがなく、夏は扇風機が回るだけのようです。

最近は釧路や帯広でも30℃を超えることがあるから、エアコンは必要になってくるんじゃないか。

列車のシート生地が可愛らしかった。

フクロウとカラスでしょ。

塘路で途中下車して時間があったのでブラブラしました。

いかにも北海道らしいたたずまいの家。

SL乗車券は標茶釧路往復を買たが、実際は中斜里まで足を伸ばしてきました。

冬のオホーツクを見たかったが時刻表(タイムテーブル)を見て断念。

斜里岳を見れればいいやと思い直した。

ではでは「SL冬の湿原号」に乗り込みました。

2023年に車両をキレイにお化粧直しが完了しました。

お客さんが少なくなったコロナの間に車両整備したんでしょう。

行きも帰りも満員で、、、良かったじゃないですか〜〜〜。

普通シート車両にはダルマストーブ付きです。

ストーブ列車は「津軽鉄道」のが有名ですが、JRが作ると立派なストーブ列車になります。

売り子さんが巡回してきてスルメなどを売ってくれるそうだ。

でも、スルメやシシャモを焼かれたら。列車中が焼き魚の匂いになります。

「津軽鉄道」では乗客全員がスルメをやくので、そりゃすごい匂いになりました。

すごい匂いは、地方のローカル列車を演出する重要なアイテムです。

ボックス席の真ん中に大きなテーブルがあり、大きなプラスチックの仕切りがあって、ちょい邪魔になります。

こちらの車両は先ほどの車両に比べてクラッシックに作ってある。

天井の灯りがいい感じでしょ。

シートの作りは一緒ですが柄は違います。

ダルマストーブは「津軽鉄道」と比べたらえらくリッパな物です。

津軽鉄道のは煙突は今にも崩れてきそうだったけど、JRが作ると安全そうです。

売店は発車してしばらくは待ち行列ですが、30分もしたら空いてくるのでそれから行くのがいいかも。

ただし、限定品は売り切れてしまうかも。

DOTOビールが750円は高くないかーーー。

売店・カフェーは大繁盛だった。

展望車は人気があるので早くから予約で埋まっています。

左側のボックス席は一段高くなっていて右側が良く見えるようになっています。

釧路から標茶への景色は東側の釧路川側に見どころがあるからです。

ラッキーにもリニューアルしてすぐに乗車できました。

この日は往復ともに前日に乗車券が買えましたが、シーズンになるとどーなるでしょ。

「くしろよろしく」

前から読んでも後ろから読んでも「くしろよろしく」だ。

釧路空港に看板があった。

周遊パスを買っておけば急ぎの時に便利だし特急に乗れますし、指定席券は4回まで無料と使い勝手が良い。

みどりの窓口で時刻表とにらめっこでスケジュールを相談していたら、周遊パスを出してきてくれました。

次回、、、「SL冬の湿原号」には吹雪の日に乗ってみたい!

2023道東の旅1 SL湿原号①

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8b2447e63f9136fa66d2b46675b6570c

2023道東の旅2 釧路から札幌経由で旭川へ特急列車6時間

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/941f30eba8c51d22a4c329ff4dae5be5

2023道東の旅3 丹頂鶴の里

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/dc1df35fbfd2c2afcb6f7401e7aaf5af

2023道東の旅4 北海道のお土産

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3f4dc5fc8e770fd13bd38db950b07687

2023道東の旅5 丹頂鶴(YouTube)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c8d01bc21cfcf98063bc49b80f815c41

2023道東の旅6 北海道土産はチーズ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8a8b7216e9dcb6bc562b01dbb3e0efaa

2023道東の旅7 JRイン旭川

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8a5942d03638808f1a36d4fd1461c31e

2023道東の旅8 写真文化の町*旭川東川町

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f1b4b21139d86d71563216242c3a5113

2023道東の旅9 SL冬の湿原号②(詳細)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/84ffd56437cdb26c2461416068cc596f

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