安井仲治*写真展at東京ステーションギャラリー
1903ー1942
戦前の写真黎明期で活躍された人
東京ステーションギャラリーは
東京駅丸の内北改札口ホール内にある
改札を出たらホールですぐ右手にあります
クラッシックな東京駅のシンボル的なホールです
丸の内側には改札ホールが3つあります
南北の改札ホールと一番大きな中央ホールがあります
中央ホール脇には東京ステーションホテルがあります
東京ステーションギャラリーの広さはわからないが
えらく広いとしか言えない
東京ステーションギャラリーの北口改札ホール2階から見下ろした
右が改札口で正面がギャラリー入り口
安井仲治さんは
私が物心つく前の人で
その方の写真を見たことはあっただろうが
確固たる記憶がない
それで
あらためて見させてもらった
美術手帳から
彼が暮らしていた大阪は産業都市として発展している時期でもありました。
都市の近代化はポジティブな出来事ではありますが、
いっぽうで環境問題などのネガティブな面があることは現在も当時も変わりません。
なにかを「見る」という行為を安井は冷静に見つめている。初期の代表作のひとつです。
人々は写真で何ができるか模索していた
安井の答えは
外に出て
道を歩いていればなにかにでくわして
何かが撮れる
外に出なくても
自然の中、その時代の社会をよく見れば
何かが撮れる
とでも言っているようだ
すなわち
篠山紀信が良く言っていた
ばばっと近寄って
ばばっと撮れば
何かが撮れますよ
って言っていたかどうか
篠山の感性に近いんじゃないかと思った次第
むろん
時代が違うから撮られるものの時代性がある
スタイルを決め打ちしていないのが似ているということです
フリーな気持ちで生きている
ということで時代がずいぶん違うけど
私は篠山紀信に似ているなーと感じた
篠山は女を撮るカメラマンと思われているけど
当代きっての報道カメラマンだと思うからです
女だったり事象を切り取ったり
時代をシャープに切り取っているから報道なんです
安井仲治は同時代の土門拳に影響を与えた
と言われています
リアリズムの解釈が違うと思うが
突っ込みの鋭さはどちらもある
それが時代が違えど篠山紀信に似ている
写真はアートでもあるし報道でもある
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