オヤジひとり旅で静岡県の吉原駅にきました。
いつかローカル線の岳南鉄道に乗りたかったのです。
始発の吉原はJR吉原駅と接していて、東海道線の沼津市と富士市の間に位置します。
沼津から片浜、原、東田子の浦、吉原の順です。
富士市の先は富士川、新蒲原、蒲原、由比、興津、清水市と続きます。
安藤広重の浮世で描かれた、富士山と駿河湾の世界です。
今でも富士山に雪が被っていると、それはそれは絶景です。
富士市は昔から製紙工場があって日本の工業ベルト地帯を形成しています。
窓が開くような列車で通過すると、製紙工場の匂いがしたものです。
ここは東海道線ですが、東北線に乗ると郡山あたりでも工場の匂いがしたものです。
今では富士市の製紙工場群は環境保全に力を入れているので匂いなど無しになった。
この日は晴れていたが富士山は雲の中だった。
こんなことがない限り、降り立たない縁遠い土地です。
JR吉原駅はわかるのだが、岳南線の吉原駅が見当たらなかった。
何度見てもわからなかったが、JRの陸橋の上にあがってようやく遠くに見つけた。
赤い電車がチラッと見えたからです。
JR吉原駅から5分はあるかないだろうが、結構乗り換えは大変そうだ。
どうして、もっと近くに作らないのだ?
JR吉原駅と岳南鉄道の吉原駅の間には広い駐車場がある。
住人や乗客の利便性を考えたら、岳南鉄道の線路をほんのちょっと伸ばしてくれればいい。
鉄道の駅舎には見えませんでした。
お祭りに出店しているお化け屋敷の入り口かと思った。
「見てらっしゃい、この世で一番怖いものが見れますよー、蛇女に骸骨男、、、さあさあ入った入った!」
と口上が聞こえて来ました。
階段だらけだし、バリアフリーなど言葉がなかった時代のもの。
JR東海道線のプラットホームが近くに見えますが、ホームが長いので見えるだけで、入り口は結構離れています。
岳南鉄道駅舎からJRへ直接乗り換えできる通路があった。
さすがにJRは自動改札だ。
岳南鉄道は昔ながらの固い切符です。
これがいいのだなーーー。
おおぉぉいい感じの一両連結の電車です。
オリンピック期間中なのか、4カ国の国旗が描いてあった。
日本、スイス、ラトビア、モンゴルだそうですが、なんでこの国なのかしらねーーー。
この近くで事前合宿でもしたのかな?
車内にはかの国の選手の紹介ポスターが貼ってあった。
ラトビアってどこだ〜〜〜?
えらく美しい選手じゃないか!
アスリートはキレイだな〜〜〜。
ラトビアは北欧のバルト海に面した国だそうです。
バルト3国って言われていたのかな。
岳南富士岡まで往復して来ました。
乗り鉄なので、用事がなくてもローカル線に乗りに行くのです。
人生なんてそんなもんじゃないか?
お父さんと子供ちゃんの夏休みにご一緒ですね。
岳南富士岡には面白い鉄道車両がいっぱいあった。
それは次回に。
岳南鉄道1 吉原駅はJRの駅から外れていてうら寂しい
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/da8085d3b4515dbc322d66692ba2d472
岳南鉄道2 岳南鉄道の岳南富士岡駅には古い電気機関車が保存されていた
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ecfc0a7c90470862c310aa1408c23ce5
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