T君が輸入食品展示会に行って、そのお土産としてパスタを持ってきてくれた。カザレッチェのロングという初めて見るもので、断面がS字になってるところがこのパスタの特徴らしい。形状からするとソースとの絡みは良さそうだ。取り敢えず一番シンプルなバターとパルミジャーノで食べてみたが、特別美味しいと思うようなものでもなかった。やはりソースと絡めて食べるのが良さそうだ。それにつけても思うのは、パスタなんて言葉が無い昔は、その手のものは殆んど全てがママースパゲティであったのが、今やリングイネなどは序の口カザレッチェの時代である。ママースパゲティのナポリタンかミートソースしかなかった時代が、まるで嘘のようである。