昔は、そこらじゅうにいた印象があるカタツムリ、最近では滅多にお目にかかれない。周辺に限らず、例えば蓼科辺りに行けば、それこそ大型のものが、なんとかマイマイとか言って普通にいた。それが今では殆ど見ることがなくなった。果たして全体では本当に減っているのだろうか。多分、そんなカタツムリに関するデータはないから実際の推移は知ることができないのだろうが、個人の感覚で言えば激減である。そんな中、久しぶりに中型のカタツムリを見た。5ミリほどの小型は、庭に結構いるのを去年発見したが、中型は本当に見ることがなくなっていたのだ。線路脇のコンクリートに一匹へばりついていた。日頃、ナメクジをいやというほど見ている身にとっては、物凄く新鮮であった。