昨日、NHKEテレ(最近は教育テレビと言わないんだ)の「趣味.歩く旅 高原をハイキング」という番組を何気無しに見てると、いきなり見覚えのある風景が出てきた。それは霧が峰。マイフィールドである(と言いたいところだがそこまで回数行っていない)。そして辿ったコースがこれまた馴染みのコースで、見ながら、ああ、あそこかなどと一緒に楽しんだ。しかし、なまじ知ってると突っ込みどころが色々出てくるのも、これこういうものの常である。例えば、植物の名前の表示間違い。ハクサンフウロという花の表示がハクサンフローと表示されていた。植物に全く詳しくないのだが、この名前だけは覚えていたのだ。一瞬、こちらが間違ってるのかと思った。後は間違いとはいえない些細なことだが、蝶のアサギマダラがいてそれを写真に撮る時、こんなに近くから撮れるのは凄いことなどと言っていたが、霧が峰はアサギマダラは多く大体いつでも接近して撮れるのだ。だから、そんなの普通普通と心の中で呟いたのは言うまでもない。
植物や昆虫を見ながら自然を感じる高原歩きの楽しさが今回の趣旨だったようだが、昆虫に関してはピークは7月なのでその辺りのずれは、多分、製作側に昆虫好きがいないからなのだと想像する。この時期はもう寒いし、芒が多く、秋のわびしさを感じるには良い。取り敢えず昆虫好き(相当なマニア以外)はもう行かないが、コースは景色も良く歩き易いので、純粋にハイキングコースとしてはかなりのお薦めと言える。