ピカビア通信

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R100と寺山修司

2014年03月01日 | 映画

 

最近人の名前を思い出せない頻度がかなり多くなってきた。今朝は「寺山修司」の名前。何故「寺山修司」の名前を思い出そうとしたかと言うと、松本人志の「R100」と言う映画を見て、ふと思い出したのが彼の映画だったからだ。例えば「田園に死す」や「チャイナドール」。映画のタイトルは思い出しても、肝心の監督の名前が思い出せないのだから、何ともトホホな話である。仕方ないので「田園に死す」で検索した。

で松本人志の映画「R100」だが、はっきり言ってかなりしょうもない。彼の他の作品にも共通してるが、小ネタ集のような映画になっているのだ。全体を通して見るとため息しか出てこない。題材はSMという所謂変態的なもので、本人としてはちょっと異常なシュールなものにしたいのだろうという意図は推測出来るのだが、全くその変態度が足らないと言うか、嘘っぽいのだ。そこで寺山修司を思い出したのだが、彼の場合は本物の力に圧倒される内部から溢れたものを感じる。一方松本人志のものは、一生懸命考えた末のアイデアというのが透けて見える。それが面白ければまだいいのだが、全く面白くないときている。今回もまた、映画監督としてのセンスを疑わざるを得ない作品であった。

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