ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

冬を越えたビオトープ

2014年03月16日 | 生き物 自然

 

冬の間中発泡スチロールをかぶせていたビオトープ(アネックスではなく本元)を、今年初めて覗いてみた。去年孵ったヒメダカと多数のミズムシの姿は見えたが、ヤゴはまだ底の土の中のようだ、唯一匹を除いて。そしてその一匹は一匹で、これまた微動だにしない。あまりに動かずじっとしているので、ひょっとして死んでいるのかと仔細に観察すると、目の色が白くなっていた。どうやら本当に死んでいたようである。突いても完全に硬直していて、反応は無し。しかもそのヤゴは、ここには二匹しかいないタカネトンボのヤゴの内の一匹だった。一昨年からここに暮らしていて、いよいよ今年は羽化本番を迎える段だったというのに。過去の例からすると、このような自然死というのは必ず何例かある。これも自然の摂理と言うものなのだろう。

コメント