ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ライブ体験

2015年10月05日 | Weblog




T君が知り合いのライブに行かないかということで、急遽行くことになった。一応ロック、らしい。ライブ会場は、T君のカフェからすぐの、最近オープンしたライブができるカフェ?。そのグループは21時開演で、十五分前くらいに店内に入ると、外は人っ子一人いない静寂の世界なのだが、中は人でムンムンしていた。中心は十代二十代。一体どこから湧いてくるのか、というのが正直な感想。完全に場違いな感じだ。会場が暗いから目立たないのが救い。

演奏が始まると、舞台正面の聴衆はリズムに合わせて飛び跳ねる。ねぶたか!実際、彼らにとっては思う存分陶酔できるお祭りなのだろう。これは、どんなライブにも共通することで、如何に陶酔できるかが一番のポイントなのかと思う。ギターの音も直接体に響き、祭りの太鼓と同じ効果がある。音楽性がどうのというより、音の大きさが重要だ。しかし、T君のところで持ち込みのサンセールを飲んでいた私は、音が体に効き体がしびれるというより疲れる。三曲くらい聴いたところで限界を感じ退散。ライブは体力を使う(陶酔体質だったら問題ないが)。

こうして、まず起こりえないような珍しいライブ体験は終了したのであった。
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