ピカビア通信

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カレー専門店のタイプ

2023年02月09日 | 食べ物

 

松本に新しくできたカレー屋さんでほうれん草とひよこ豆の二種のカレーを食べた。ライスは現地の長粒種米。久しぶりにまともなほうれん草のカレー(パラクパニール)だった。店主に聞かれたのでそう返事すると我が意を受けりたという表情だった。

最近のカレー専門店は大体三つに分けられる。一つ目は昔ながらのじっくり煮込んだ小麦粉を使ったドロッとした日本式カレーを出す店。多くに好かれる味だ。二つ目はインド人(実際はネパール人が多い)がやってる低価格が売りのナン食べ放題の現地系カレーの店。20年前だったら本格的と言われたが、今となるとナンがでかいだけで、カレーの味そのものはどれも似たような作り置きのスパイスの香りが弱いカレー(と一部では言われている)。そして三つ目、今回の店のような日本人がやってるところだ。歳にすると三十代四十代で、過去バックパッカーとしてインドに行き現地の味を経験しその味を提供したく始めた店(想像だが)。二つ目の現地系カレー屋が違う、というのも始める動機となっている。基本的に本物志向。

以前は滅多に食べなかったカレー、カレー専門店が増えるとともにこの十年でその頻度は相当上がった。

 

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