ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

蓼科3

2008年05月15日 | 食べ物


台風による雨が上がり、一気に晴れ間という台風一過
の状態になった、と思い、三度目の「蓼科参り」をす
ることにした。
目的は、しつこく「ヒメギフチョウ」を撮ることであ
る。
その前に腹ごしらえと、今年初の「ナタラジ」に寄る。
ヴェジタリアンカレーが売りの店で、この時期から秋
頃まで蓼科湖前で営業している。
多分客はいないだろう、というこちらの読みに反し、
12時前にも拘らず4組もいた。
何故だか盛況である。

最近、カレーは、自分で作る「ネパール香辛料」によ
るカレーの方が、下手なインド料理屋のカレーより美
味いので、あまり専門店に寄ることもなくなった。
ただ、「ナン」に関しては、こういう店でしか味わえ
ないので、やはりたまには、ということになるのであ
る。

この店は、数ある専門店でも(この地方にある)一番
美味しい(香辛料の使い方などで)、と思っている。
それに、ヴェジタリアンではないが、野菜のカレーが
一番好きなので好みにも合っている。
他の店の、例えば、「ヒヨコ豆のカレー」、香辛料の
扱いが良くないので、香りのパンチがかけたり、変に
中途半端な味になっていたりするのが多い。
それに、旨味に頼りすぎている傾向が見られる。
どうしても、日本の「カレールー」の旨味(旨味調味
料)に引きずられてしまうようだ。
ここのはそういうこともなく、すっきりスパイシーに
出来上がっている。

一年ぶりのメニューを見ると、一時消えていた「ランチ」
が復活していた。
単品でしか頼めない以前のメニューでは、カレーとナン
で千五六百円になってしまう。
カレーでその値段というのは、やはり高い。
それが千円で、「ナン」と「サラダ」が付くのだから
良かった良かった、である。
まあ、サラダと言っても、申し訳程度のもので、しかも
ドレッシングが、市販のオレンジジュースに玉ねぎのすり
おろしを混ぜたものである(多分)。
個人的には、無くてよい。
後は、「ヒヨコ豆のカレー」と「ナン」であったが、充
分美味しいものであった。

で、会計を済ませ外にでてみると、何だか曇り気味で肌
寒い。
終いには、雨がぽつぽつ。
最悪の条件になってきた。
これでは「ヒメギフ」は期待できない。
今年は諦めるか、と思った。
しかし、全く収穫がないのも癪である。
ということで、急遽、松本に「クロツバメシジミ」を見
に行くことにした。
時期的には、第一陣が発生しているかもしれない。
確信はないが、とりあえず行ってみることにしたのだ。


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