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カレーを食べた後は、東京駅-大船ー鎌倉ー由比ヶ浜と移動。由比ヶ浜なんてところに来るのは勿論初めて。目的地はここ。
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小津安二郎の特別展があるとフェイスブックに盛んに広告が登場して、ついつい興味がわいてとうとう来てしまったという訳だ。こんなことでもない限り鎌倉に来ることなどまずない。遠いというイメージが強かったからだが、今回来てみて意外に近いということが判明。湘南新宿ラインのおかげだが、直行すれば地元から三時間ほどで来られる。これだったら大した苦でもない。鎌倉の街歩きは面白いし、良い店も多く、今回のような真夏の暑さでなければかなり楽しめそう。
鎌倉文学館には鎌倉から歩いて行った。距離にして二キロもないので軽い散歩みたいなものだ(暑くなければ)。それはこんもりした森の中にあり、そこに至る道がなかなか良い。とくにトンネルが。
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そして建物がこれまた良い。
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パッと見た時の既視感は、実際映画かテレビで見てるからではないだろうか。いずれにしろここは、森と建物、そこに至る道の雰囲気が素晴らしい。展示物に関しては、常設特別展どちらも想像したものの半分くらいでちょっと物足りなかった。
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>チョウトンボ
有名なパン屋さんの自然酵母のパンドカンパーニュを貰ったのだが、前にも書いた記憶があるが、どうもこれはという食べ方が見つからない。有名どころに限らず基本似たような味で、ぼそぼそが特徴で、噛みしめるほど味が出て旨みを感じる、ってとこなんだろうが、全体であまり美味しいとは思わない。サンドイッチとしてジャンボンドパリ(本物のハム)を挟むとパンの味が強すぎ食感も良くなく合わない。チーズと食べても合わない。パリのポワラーヌのパンドカンパーニュは同じように自然酵母なのだが、日本のに比べるとより締まって固く酸味がかなり強い個性派。しかし、クセのあるチーズ、シェーブル、ウオッシュタイプとの相性は抜群だった。日本のパンドカンパーニュはイマイチ合うものが見つからない。一時普通のシュレッドチーズでチーズトーストで食べていたが、これは飽くまでもそのまま食べるよりは益しという救済的食べ方。果たして本当に美味しいと思う日はやって来るだろうか。
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コガシラアワフキ
支那そばを食べた。そこはラーメンではなく支那そばと表記している。つまり昔ながらのラーメンというのを強調してるのだ。しかし今は、この昔ながらのラーメンの味を本当に知っている人間は、少なくとも三十代以降では殆どいないのではないだろうか。そしてその上の年代では、味そのものが曖昧になって、いろんな店の味が具体的にではなくノスタルジックな抽象的な味の記憶となって残っているだけだ。つまり昔ながらのラーメンというのは味ではなく抽象化された記憶なのである。
で食べた支那そば、鶏ガラよりは豚骨の風味が強く、個人的に記憶している昔のラーメンの味とは違う、昔ながらのラーメンの味であった。しかし、こんな昔ながらのラーメンのスープでさえしょっぱくて全部は飲めなかった(過去一度もラーメンのスープは飲み干したことが無い)。