「脚をどこから動かすか、それをしっかりイメージすることでターン・アウトを守れるポイントみたいなものがあるのよ。それをちょいと教えちゃいましょう」
昨日の《大人のバレエ》クラスのバー・レッスン、バットマン・フォンデュの直前のこと。
ドゥヴァンにフォンデュするときは、バレエ・シューズの内側のカカト部分を見えない力に引っ張られて脚が伸びていく。
フォンデュ・ドゥヴァンからク・ドゥ・ピエに脚を引き戻すときは、膝を先に引き戻す。
デリエールにフォンデュするときは、膝の外側を後ろに引っ張られて脚が伸びていく。
フォンデュ・デリエールからク・ドゥ・ピエに脚を引き戻すときは、カカトの内側から先に引き戻す。
この4つのイメージを大事にしましょう。
はい、それではバットマン・フォンデュを初めからどうぞ
… … … … … … … …
うん、うん カイさん、キレイなフォンデュが出来ているわぁ
センター・レッスン。
まずバットマン・タンジュの練習をしてから、ピケ-ルティレとパ・ドゥ・ブーレのシンプルなアンシェヌマン。
その後ピケ-ルティレからトンベして4番ドゥミ・プリエのプレパラシオン→ルティレ・ルルヴェの練習。
3回目のルティレからパッセしてトンベするときに、動作脚が床につくより先に軸脚のシュル・ル・ポワントが失われてはいけません。
トンベしたらその脚の上に重心を完全に載せましょう。
4番ドゥミ・プリエ、両方の足の距離は自分の足一つ分です。
確かにね、地球には引力、重力というものがありますが、トンベをするときに安直に落下するままにしておいてはいけませんねぇ。きちんと4番ポジシオンに足をおろすようにコントロールしましょう。
繰り返し練習していくと、みんな自分の脚の動きに注意を向けられるようになって、少ぉ~~しずつポジシオンが整っていく
それではシソンヌの練習をしましょう
ユキさんはシソンヌ・フェルメを3回→ルティレ・ルルヴェ。
みんなはシソンヌ・ウーヴェルトを3回→シャンジュマン・ドゥ・ピエ。
「こらこらこら、ユキさんのはシソンヌ・フェルメ、みんなのはシソンヌ・ウーヴェルト。同じシソンヌでも違う動きなのよぉ。きちんとアラベスク・プリエを見せましょう。脚を落っことさないこと」
ふむふむ…、プリエの深さをきちんと守れるようになりつつあるわね、その調子、その調子。
はい、最後に先週と同じ、シャンジュマンとエシャッペ・ソテのアンシェヌマン。
足の位置の前後は、替えて→替えて→替えて→替えない、ですよ、落ち着いてね。
… … … … … … … …
こらこらこらこらこらッ…。
エシャッペ・ソテから4番ドゥミ・プリエに着地するところ。
成り行き任せ、勢い任せで落下するんじゃありません、そこで脱力してはいけません
4番ドゥミ・プリエに着地するのです。
そしてアームスも気を付けて。
アン・バ→アン・バ→アン・バ→アン・ナヴァン&ア・ラ・スゴンド
後側の脚と同じ側のアームスがアン・ナヴァンですよ。
はい、お疲れ様でした、のあと、
「センセイ、前に脚を下すところの下ろし方がわかりません」
とヒトミちゃん。
はいはい、トンベのところね
ルティレして→その脚を前にデヴロッペして→ほれッ、そこで軸脚のカカトを床に落とさないッ
「あ゛…っ、そうか、ここだ…はいっ」
ルティレも気を付けて。後ろに撥ね上げてはいけません。内腿を素早く引き上げて、お膝は外向き。
そうね、ヒトミちゃんの場合、いまはお膝の高さは低めでいいわ。軸脚のふくらはぎのちょっと上にしましょう。まずは骨盤を真っ直ぐにすることと、お膝を横に向けてターン・アウトを守るのを優先して。
「…、はい、わかりましたぁ…、このくらいですね…」
そうそう。丁寧に、丁寧に。
この記事が彼女のおさらいの役にたつと嬉しいけどねぇ
昨日の《大人のバレエ》クラスのバー・レッスン、バットマン・フォンデュの直前のこと。
ドゥヴァンにフォンデュするときは、バレエ・シューズの内側のカカト部分を見えない力に引っ張られて脚が伸びていく。
フォンデュ・ドゥヴァンからク・ドゥ・ピエに脚を引き戻すときは、膝を先に引き戻す。
デリエールにフォンデュするときは、膝の外側を後ろに引っ張られて脚が伸びていく。
フォンデュ・デリエールからク・ドゥ・ピエに脚を引き戻すときは、カカトの内側から先に引き戻す。
この4つのイメージを大事にしましょう。
はい、それではバットマン・フォンデュを初めからどうぞ
… … … … … … … …
うん、うん カイさん、キレイなフォンデュが出来ているわぁ
センター・レッスン。
まずバットマン・タンジュの練習をしてから、ピケ-ルティレとパ・ドゥ・ブーレのシンプルなアンシェヌマン。
その後ピケ-ルティレからトンベして4番ドゥミ・プリエのプレパラシオン→ルティレ・ルルヴェの練習。
3回目のルティレからパッセしてトンベするときに、動作脚が床につくより先に軸脚のシュル・ル・ポワントが失われてはいけません。
トンベしたらその脚の上に重心を完全に載せましょう。
4番ドゥミ・プリエ、両方の足の距離は自分の足一つ分です。
確かにね、地球には引力、重力というものがありますが、トンベをするときに安直に落下するままにしておいてはいけませんねぇ。きちんと4番ポジシオンに足をおろすようにコントロールしましょう。
繰り返し練習していくと、みんな自分の脚の動きに注意を向けられるようになって、少ぉ~~しずつポジシオンが整っていく
それではシソンヌの練習をしましょう
ユキさんはシソンヌ・フェルメを3回→ルティレ・ルルヴェ。
みんなはシソンヌ・ウーヴェルトを3回→シャンジュマン・ドゥ・ピエ。
「こらこらこら、ユキさんのはシソンヌ・フェルメ、みんなのはシソンヌ・ウーヴェルト。同じシソンヌでも違う動きなのよぉ。きちんとアラベスク・プリエを見せましょう。脚を落っことさないこと」
ふむふむ…、プリエの深さをきちんと守れるようになりつつあるわね、その調子、その調子。
はい、最後に先週と同じ、シャンジュマンとエシャッペ・ソテのアンシェヌマン。
足の位置の前後は、替えて→替えて→替えて→替えない、ですよ、落ち着いてね。
… … … … … … … …
こらこらこらこらこらッ…。
エシャッペ・ソテから4番ドゥミ・プリエに着地するところ。
成り行き任せ、勢い任せで落下するんじゃありません、そこで脱力してはいけません
4番ドゥミ・プリエに着地するのです。
そしてアームスも気を付けて。
アン・バ→アン・バ→アン・バ→アン・ナヴァン&ア・ラ・スゴンド
後側の脚と同じ側のアームスがアン・ナヴァンですよ。
はい、お疲れ様でした、のあと、
「センセイ、前に脚を下すところの下ろし方がわかりません」
とヒトミちゃん。
はいはい、トンベのところね
ルティレして→その脚を前にデヴロッペして→ほれッ、そこで軸脚のカカトを床に落とさないッ
「あ゛…っ、そうか、ここだ…はいっ」
ルティレも気を付けて。後ろに撥ね上げてはいけません。内腿を素早く引き上げて、お膝は外向き。
そうね、ヒトミちゃんの場合、いまはお膝の高さは低めでいいわ。軸脚のふくらはぎのちょっと上にしましょう。まずは骨盤を真っ直ぐにすることと、お膝を横に向けてターン・アウトを守るのを優先して。
「…、はい、わかりましたぁ…、このくらいですね…」
そうそう。丁寧に、丁寧に。
この記事が彼女のおさらいの役にたつと嬉しいけどねぇ