アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

宙を跳ぶ美女…♪

2014-02-10 16:31:50 | Weblog
大層な雪でしたがみなさま転んだりなさいませんでしたか?
積りはしても解けやすい雪だったようで、昨日の午後出掛けるころには路面の乾いた部分も多々あって歩くのに難儀するほどではありませんでした。それでもシャーベット状に解け残っている雪の上を歩くときには用心して“麦踏み歩き”をしましたけど…。
さて、昨日は≪アンチエイジング・レッスン≫のみなさんがお休みということで、その時間はスタジオがあきますからバレエのクラスを少し延長しました。
センター・レッスンに時間をかけて、ポジシオンや動き方の修正など丁寧に(しつこく、ともいう…)レッスンしました。
バットマン・タンジュの終盤の部分。
エシャッペ→エシャッペ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ-ルルヴェ→右脚後ろ4番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ-ルルヴェ→右脚後ろ5番ポジシオンドゥミ・プリエ⇒…………
まずメグちゃんから。
ルティレ-ルルヴェのところが納得いかないんでしょ
「ぬぅ~~ん…、なぁんかシャキッと立ててる気がしない…
うん。それはね、ルルヴェする軸脚のタイミングがびみょ~~~にズレてるのな
ほら、バーでルルヴェの練習したとき“足首とお膝を同時に伸ばす”ってアドバイスしたでしょ。
タン・ルヴェするつもりで思い切って伸ばしてごらん。

おぉ、いいじゃない
「これなら、“立った”って感じがします
つぎ。ヤエさん
エシャッペは両脚同時に動いて2番のシュル・レ・ポワントにルルヴェ、同時に5番ドゥミ・プリエに着地。
アン・バのアームスをアン・オーに引き上げることでルティレする脚を引き上げる、とイメージして。
4番ドゥミ・プリエに下りるときはルティレから後ろに下す脚の上に重心を落っことしてはいけません。
はい、バットマン・タンジュ、はじめからどうぞ
では先週練習したジュテ-ルルヴェ→4番プリエ・アラベスク・アテール→ルティレ-ルルヴェのアンシェヌマンを。
ふたり一緒に音楽に合わせて練習。
ではまずメグちゃんから。
「ぬぅぅ~~ん…、軸がグラついてるような気がする…
あぁ、それはねぇ、ルティレをするときに骨盤が傾いちゃうからだね。
無理に高い位置にルティレをしようとしなくてもいいのよ。
「あのね、メグちゃんの骨格からするとお膝のお皿の下に爪先が当たる高さでいいのよ。骨盤を真っ直ぐにすることを優先して」

「あ゛、これならしっかり立てたって感じられる
うん。いいね。
ルティレは膝下よりも内腿を素早くしっかり引き上げること。
バーでルティレの練習たっぷりやったでしょ、アレはなんのためですか
「や、そうでした、そうでした
つぎ、ヤエさん
ジュテ-ルルヴェをしたらトンベをして前に踏み込み重心を移します。
4番ドゥミ・プリエ・アラベスク・ア・テールしたら後ろの脚に体重が残っていてはいけません。
トンベして前の脚に踏み込むよりも先に軸脚がア・テールに落下してはいけません。
自分の動きはどうなってるのか、落ち着いて鏡でよく見てごらんなさい。
正しい動きとの違いをしっかり理解しましょう。
そのあとピケ-ルティレとパ・ドゥ・ブーレの練習。
メグちゃんにはピケ・アラベスクとパ・ドゥ・ブーレのアンシェヌマンもおまけ。
ピケ・アラベスクが随分しっかりしてきたよねぇ
最後にグラン・アレグロ。先週までと同じアンシェヌマンね。
と、その前に
「メグちゃん、一緒にやるからグリッサードの後の重心移動のタイミングを私の動きに合わせてごらん」

うん。スピードが合ってきたね。
おし。じゃ続けてグラン・バットマン-ドゥミ・プリエまで。

うん。それならグラン・ジュテ・アン・ナヴァン、跳べるハズ。
「両方のアームスをアン・ナヴァンに引き上げて、グラン・ジュテで自分が届きたいところに向かってシュッと差し出してごらん」
はい、アンシェヌマンをはじめからどうぞ
プレパラシオン⇒パ・ドゥ・ブーレ→グリッサードぴょぉぉぉん……
やったぁ、跳べたねぇ、軽やかよぉ
進行方向にきちんとトルソーを向けることもちゃんと守れているわよ
ちょっと浮いて見える感じのグラン・ジュテが出来るようになりました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする