アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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水曜日のアンシャンテでは…♪

2017-05-11 08:52:34 | Weblog
昨日はアンシャンテ原宿バレエ&ダンスでのバレエ初級基礎のクラス。
すでにレギュラーメンバーとなっているヤスコちゃんチヒロさん
バー・レッスンはプリエの練習から。
その前に…。
基本の2番ポジシオンの足の間隔は、自分の足 の長さの1.5倍くらい。
基本の4番ポジシオンの前後の足の間隔は自分の の長さ1つ分くらい。
でね…、二人とも両手バーで鏡に対して横向きになってごらんなさい。
はい、右前の4番ポジシオンで立ってみて。
じゃ、大事なポイントを説明します。
前側の小指と後側の拇指を結ぶ線を引きます。
前側のカカトと後側のカカトを結ぶ線を引きます。
「その2本の線が交わる点が出来るね…。その点の真上に背骨=軸を置くようにコントロールするのよ」
「…おぉぉ……点の上に…」
そう。
そしてね、正しい4番ポジシオンに立っているなら、片方の脚だけ上げる動きは出来ないのよ。
「…あ゛…っ、上がらない…ホントだ、動かせない…
それが正しい4番ポジシオン
じゃぁね、左手バーで4番ポジシオンに立ってみて。
はい、2本の斜線がクロスする真上に軸を置いているね。
その軸を上へ上へと引っ張り上げるイメージでルルヴェして。

じゃ、バーから手を離してア・ラ・スゴンドに。
うん、いいねぇ…
全然グラグラしないでしょ、安定して立ってられるね
「…うわぁぁぁ… すごぉぉい…
でしょ。
正しいポジシオンで立っているってことは、そういうことですね
センター・レッスンではまずバットマン・タンジュのアンシェヌマン。
ピルエットの基本の≪基≫。
それからグリッサードの基本の≪基≫を練習。
右脚後ろ5番ドゥミ・プリエから→右にグリッサード×3回→シャンジュマン→左後5番ドゥミ・プリエ→左にグリッサード×3回→シャンジュマン→右後5番ドゥミ・プリエ⇒…………
アームスはア・ラ・スゴンドのままでいいですよ。
気を付けることは、
先行する脚も後から引きつける脚も、両方の足首をきちんと伸ばしきること
片脚ずつポッコン カッコン と飛び移るような動きをしないこと
ではどうぞ

うん、ふたりとも横移動はちゃんと出来てるからね。
細かいところも丁寧にやりましょう。
グリッサードっていうのはね、“滑ること”“滑る”っていう言葉が元になっている動きなの。
だから床の上を滑るように移動するのよ、飛び跳ねちゃダメね。
それからね、必ず両脚の膝も足首も伸びきっている一瞬を見せること。
こんな風にね、とバーに凭れて両脚を左右に開いて見せる。
「ふぅぅぅん…」
実際の動きだとさ…こんな風に…、とグリッサードの見本を…。
「ほぉぉぉぉ~…
あ~、驚くほどのことじゃぁ…
はい、もう一度どうぞ

お、そうね、そうね。
跳ねなくなってきた、いいわよぉ
グリッサードは、昨日練習したグリッサード・ドゥシュのほかにドゥスもあるし、前方に移動するアン・ナヴァン、後方に移動するアン・ナリエールなどいろいろありますから、まずは基本の≪基≫を大切にしましょうね
コメント
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