いつもの書店の文庫本のエンド台。
およ…っ、おぉ…、待ってましたぁ…
2年ぶりくらいじゃない、文庫の新刊が出るのは…。
これはもう、迷わず買いです、そして帰りの電車で早速摘み読み
『ひとめぼれ』畠中恵著 文春文庫
『まんまこと』シリーズの6作目です。
前作『まったなし』では、清十郎さんが無事に嫁御を迎えましたが…。
今回は、前作最終話で清十郎さんの嫁取りを後押しすることにもなったある出来事、清十郎さんの義母お由有さんに関わるある厄介ごとの始末から話が始まります。
お由有さんの父である札差の大倉屋主人、両国の顔役大貞、高利貸の丸三、八丁堀同心相馬小十郎といった面々が大倉屋の座敷に集まり策を巡らせます。
何を考え、何を使い、誰をどう動かすか、それをよぉ~く見て聞いて学べということで、主人公3人+1人が同じ座敷に呼ばれています。
大人たちは次の世代を育てようとしてくれてるんですね。
ま、麻太郎、清十郎、吉五郎の3人組はなんだかんだ言いながら、ありながら、ちゃんと活躍しています、貞さんもね
今回ちょっと登場回数が多かったのは、吉五郎さんの養父小十郎様。
吉五郎さんは小十郎様の血縁で、ゆくゆくは一人娘の一葉さんと添うことを条件に相馬家の養子になり、同心見習いを勤めているわけです。
麻太郎&清十郎にいわせると、吉五郎は石頭で融通が利かない男。
ところがその養父小十郎様はもぉ~っと狷介…、ただ見目形は四十を過ぎてなお役者のように涼やかとか…
で、この養子と養父、ちゃぁんと馬が合っているのよ
事件解決の後、相馬家の跡取りは吉五郎と正式に小十郎様が断を下します。
一葉さんと添うという跡取りの条件を外し、また一葉さんは添いたい男がいれば嫁に出す、と。
さぁてねぇ、どうなりますかねぇ…、一葉さん、やっと肩揚げがとれたばかりの12歳だもんねぇ…。
これまで、幼女であっても吉五郎さんはずっと彼女を大事にしてきてた。
もちろん男女の機微とか恋情とかはないにせよ、伴侶になることを定められた相手として気にかけてきてたんだけどね
そうそう、清十郎さんお安さん夫婦には来年にはお子が生まれるそうな
なかなか目が離せない3人組ですよ、もちろん周りの大人たちもね。
およ…っ、おぉ…、待ってましたぁ…
2年ぶりくらいじゃない、文庫の新刊が出るのは…。
これはもう、迷わず買いです、そして帰りの電車で早速摘み読み
『ひとめぼれ』畠中恵著 文春文庫
『まんまこと』シリーズの6作目です。
前作『まったなし』では、清十郎さんが無事に嫁御を迎えましたが…。
今回は、前作最終話で清十郎さんの嫁取りを後押しすることにもなったある出来事、清十郎さんの義母お由有さんに関わるある厄介ごとの始末から話が始まります。
お由有さんの父である札差の大倉屋主人、両国の顔役大貞、高利貸の丸三、八丁堀同心相馬小十郎といった面々が大倉屋の座敷に集まり策を巡らせます。
何を考え、何を使い、誰をどう動かすか、それをよぉ~く見て聞いて学べということで、主人公3人+1人が同じ座敷に呼ばれています。
大人たちは次の世代を育てようとしてくれてるんですね。
ま、麻太郎、清十郎、吉五郎の3人組はなんだかんだ言いながら、ありながら、ちゃんと活躍しています、貞さんもね
今回ちょっと登場回数が多かったのは、吉五郎さんの養父小十郎様。
吉五郎さんは小十郎様の血縁で、ゆくゆくは一人娘の一葉さんと添うことを条件に相馬家の養子になり、同心見習いを勤めているわけです。
麻太郎&清十郎にいわせると、吉五郎は石頭で融通が利かない男。
ところがその養父小十郎様はもぉ~っと狷介…、ただ見目形は四十を過ぎてなお役者のように涼やかとか…
で、この養子と養父、ちゃぁんと馬が合っているのよ
事件解決の後、相馬家の跡取りは吉五郎と正式に小十郎様が断を下します。
一葉さんと添うという跡取りの条件を外し、また一葉さんは添いたい男がいれば嫁に出す、と。
さぁてねぇ、どうなりますかねぇ…、一葉さん、やっと肩揚げがとれたばかりの12歳だもんねぇ…。
これまで、幼女であっても吉五郎さんはずっと彼女を大事にしてきてた。
もちろん男女の機微とか恋情とかはないにせよ、伴侶になることを定められた相手として気にかけてきてたんだけどね
そうそう、清十郎さんお安さん夫婦には来年にはお子が生まれるそうな
なかなか目が離せない3人組ですよ、もちろん周りの大人たちもね。