アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

新メンバーさん、ようこそ…♪

2014-04-04 07:31:02 | Weblog
3月中は学校の用事や体調不良などでレッスンをお休みした高校生組も戻ってきて、さらには新メンバーもお迎えして4月のレッスンをスタートしました。
バレエのレッスンをするのは初めてだという新メンバーのために、丁寧に説明をしながらバー・レッスン。
まず骨盤を真っ直ぐに支えましょう。骨盤が前傾したり、片側が持ち上がったりしないように気を付けて。
脚の動きにつられて骨盤がグラグラ動かないように気を付けましょう。
動作脚のお膝と足首が緩まないように気を付けましょう。

新メンバーのヒロミさん、なかなかいい感じに順番に付いてきてる。
股関節も柔らかい方だし、足首も柔らかい。初めてのルルヴェも随分高いわね
ちょいと残念なのはお腹が弱いなぁ。
あ、ヒトミちゃんもだ。
「やっぱり腹筋運動やったほうがいいですかねぇ
とシット・アップの真似を…。
「ん~、シット・アップは効果がないとまでは言わないけど、やり方を間違えてるとあまり意味がないのよね
「え゛~、じゃ、どうしたら…」
そうねぇ、まずはロール・アップだねぇ
ホレ、仰向けになってごらんなさい、お膝を90度に曲げて……しっかり息を吐ききって……そうするとお腹が窪むね……お腹が窪んだままでお膝を抱えて……お腹が窪んだまま息を吸う…ゆっくり息を吐きながら、もぉぉぉっとお腹を窪ませるイメージでくる~~~っと起き上がる。
これがロール・アップ。
お腹を窪ませたまま膨らませない、というところが分かり難いかもしれないね。
ちょっと私のお腹に手を置いてごらんなさい、とまずはヒロミさんに。
お腹を膨らますってのはこういうことで、窪ませたままってのはこういうこと、と彼女の手をお腹においたままロール・アップをして見せる。
「あ、お腹が固いままだ…」
同じようにヒトミちゃんにも。
「あぁ、お腹が動かないぃ…」
そう。お腹をしっかり引き上げておくの。
まずこのロール・アップを毎日おやりなさい。
「何回くらいやれば…」
「自分の年の数……、まそうね、二人とも四捨五入すれば20才だから20回、1日のトータルでね。一遍に20回じゃなくていいのよ」
「わぁっかりましたぁ
センター・レッスンでもシンプルなアンシェヌマンを丁寧に練習して、最後にポール・ドゥ・ブラの基本の《基》を練習してお疲れ様でした
スタジオを出ようとしたところでヒトミちゃん
「あ゛…、センセイ、この、このストレッチを2週間ちゃんとやったら次を教えてくれるって…」
とストレッチのポーズをしている。
ん?どれどれ…。
おぉ、ちゃんとやったみたいねぇ、よしよし。それでは…。
そのポーズから前側の脚のお膝を伸ばしていきます…そうすると、ほら、スプリッツになるのよ、と見本を見せる。
「え~っと…ええぇ……っしょっ……これでいいんですかぁぁぁ…?」
おぉぉ、ついたねぇ
ただし、
「鏡を見てごらん…、私のトルソーとヒトミちゃんのトルソー、何かが違わない?」
「……、あ、肩の向き…それとお腹の向き…」
そうね。両肩は揃えて正面に真っ直ぐ、お臍のむきも正面。
それともう一つ。
後ろ側の脚が内股にならないように気を付けましょう。お膝と足の甲がいつでも外向きになるように修正しましょう。
これからは床にぴったりつけることよりも、トルソーと脚の向きに気を付けるようにしましょうね。
春四月、ちょびっと進化した生徒たちです
コメント (3)
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