アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

オンライン・レッスン ― リナの時間その6…♪

2021-03-12 09:29:33 | Weblog
16:50、LINEでビデオ通話開始。
「はぁい、こんにちはぁ
うん、相変わらずいい笑顔だね
画角や音量のチェックをしてレッスン開始。
そうだ、リナにも改めて説明しておこう。
「あのね、骨盤の構造ってさ単純にいうと前は腰骨と恥骨があって後ろは仙骨から尾骶骨、それを筋肉や靭帯がつないでて、楕円形のスープボウルみたいな形になってる。そのスープボウルのぎりぎりまで表面張力一杯一杯にお水がはいっていて、プリエするときもプリエからもどるときもそのお水を一滴もこぼさないようにってイメージするのよ
「ほぉ…
それをイメージしてプリエしてごらんなさい。

どお?
お腹まわり、体幹をしっかり支えてる感じがするでしょ
「プリエが強く真っ直ぐになる感じ…
そうそう。
レッスンは進んでバットマン・フォンデュ。
ドゥヴァン→ア・ラ・スゴンド→デリエール→1番を通過してバットマン・クロシュでドゥヴァン‐プリエ→バットマン・クロシュでデリエール⇒デリエール→ア・ラ・スゴンド→ドゥヴァン→1番を通過してバットマン・クロシュでデリエール‐プリエ→バットマン・クロシュでドゥヴァン⇒…………
2セットね。
「あのね、バットマン・クロシュでドゥヴァン‐プリエのときに骨盤を掬い上げないように気を付けること。骨盤が傾いて後ろからお水が零れちゃうでしょ」
「おぉ、そうだ…そうだ
プティ・バットマンやアン・レール、グラン・バットマンでバー・レッスン終了。
センター・レッスン
バットマン・タンジュのアンシェヌマンで、その終盤。
右にパ・ドゥ・ブーレ‐ピケ→左にパ・ドゥ・ブーレ‐ピケ→右にパ・ドゥ・ブーレ‐ピケ→左脚前5番ルルヴェ⇒…………
「わぁお、リナ、パ・ドゥ・ブーレのルティレの脚、きちんと軸脚のお膝のところに爪先が付いてる、いいねぇ、キレイだねぇ、忘れてないねぇ
「こうだったよなって覚えてるみたいで、ちょっと意識してやってみた
嬉しいなぁ
“移動せずのアダージョ”を今週はルルヴェで練習、ルルヴェが高くて強いね
それから先週やったエスメラルダのヴァリアシオンをアレンジしたシンプルなアンシェヌマンを練習。
そのあと、
上手奥で右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ→右脚パール・テール・アン・ドゥダーンしながら方向を変えて右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→左脚ピケで1番アラベスク→右脚前に引き付けてブーレで下がってもとの位置→右脚ルティレ・パッセ→右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ⇒…………
これもエスメラルダのヴァリアシオンの中のパをちょっとアレンジしました
順番は大丈夫ね、ではどうぞ

ん、悪くない。
ひとつだけ、ピケ‐アラベスクをするときにアラベスクの脚をもう少し強くバットマンしてごらんなさい。
そうすることでトルソーを軸脚の上にしっかり押し上げるの
「…
はい、そうです、いいですよぉ。
んじゃぁさ、右側から2セットやって2セット目のブーレは真っ直ぐ後ろに下がってそのまま左脚のアティチュード・ア・テールに下りれば左側を続けられるでしょ
「ん、大丈夫
はい、ではどうぞ
「上手に出来たらレッスン終わり
「出た、いつものヤツ
ホントに上手に出来たからポール・ドゥ・ブラをしてレッスン終了。
スマホの画面を通してリナの様子を見ているわけだけど、オンラインレッスンをスタートしてからずっと思っていることは、彼女は小さいころから教わってきて身につけたこと習得したことをほぼ忘れてないってこと、ちょっと感動
三つ子の魂百までスズメ百まで踊り忘れず、を毎週目の当たりにしてる気分
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水曜日のアンシャンテ ― プティ・ソテもデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドも…♪

2021-03-11 09:35:33 | Weblog
昨日はヒメさんがお休みで、久しぶりにエミさんとのマンツーマンでした
一緒にバー・レッスンをしたあとセンター・レッスンではまず基本のポール・ドゥ・ブラを。
ただ基本の1番から4番まではエミさんもほぼマスターしているので、5番から8番まで、つまり前後に移動を伴うポール・ドゥ・ブラを練習。
脚の動きは、
クロワゼの5番ドゥミ・プリエから前側の足を擦りだしてポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼ→デリエールの足に重心移動してポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→5番⇒……
の繰り返しです。
この下半身の動きにポール・ドゥ・ブラを合わせるんです。

うん、エミさん、いいですねぇ、以前と比べるとアームスが描き出す空間がゆったり大きくなってきた、キレイです。
バットマン・タンジュのアンシェヌマンはシンプルに。
右脚前クロワゼ5番→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ×3回→エカルテ・ドゥヴァン→右後ろ5番エファセ→ポワン・タンジュ・デリエール・エファセ×3回→エカルテ・ドゥヴァン→右前5番クロワゼ→エカルテ・ドゥヴァン×4回→右前5番タン・ルヴェ→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン・エファセ‐プリエ→右にパ・ドゥ・ブーレ→左前4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→左前5番⇒…………
ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン・エファセ‐プリエで着地したら、ク・ドゥ・ピエした脚は5番を通過して前方に擦りだしてパ・ドゥ・ブーレ
ではどうぞ

お、おりょ…、エミさん、タン・ルヴェの方向と着地の方向が…
「へ…
「あのね、クロワゼを向いたまま跳びあがって、空中で方向を変えてエファセのク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンに着地。さらに言えば着地の寸前にク・ドゥ・ピエ。ギリギリまで5番タン・ルヴェの脚を崩さないわけ
こんな風に、と見本を見せる。
「あらぁ…、はじめっから着地する方向を向いて跳んでた…
だね。
この場合は、真っ直ぐ跳びあがってそのまま下りてくるかと思いきや、カキっと方向が… ってとこを見せたいのよ。
「なるほどぉ…、方向を切り換える感じですね」
そうそう
ピルエットの練習ではアン・ドゥオールとアン・ドゥダーンの切り換えしで練習。
アン・ドゥダーンでルティレに引き付ける脚の動きをちょっと修正したりも。
最後にデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐ルルヴェの練習を、基本の《基》を丁寧に。
左脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ→左脚からエカルテ・デリエールにトンベ→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン‐プリエ→右脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐ルルヴェ→右脚にトンベ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ポワン・タンジュ・デリエール→左脚前に引き付けて右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ→右脚からエカルテ・デリエールにトンベ→左脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン‐プリエ→左脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐ルルヴェ→左脚にトンベ→左脚ドゥミ・プリエ、右脚ポワン・タンジュ・デリエール→右脚前に引き付けて飛騨q理脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ⇒…………
アームスはアン・バからアン・ナヴァンを通過してエカルテ・ドゥヴァンのアームスに、大きくね。
ではどうぞ

お、おりょ…、そこかぁ…。
「あのね、デヴロッペした脚を下ろしてそこに重心を移すまでルルヴェした脚がア・テールに落ちてはダメですよ」」
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドで上げた脚は大きく放物線を描くように下ろして 重心移動、その動きがトンベ
「トンベってね、“落ちる”って意味なのよ、上げた脚を下ろす方に“落ちる”、だからそれより先に軸脚のルルヴェが落ちるのは
「あぁ、そうかぁ…
で、上げた脚を下ろすほうにトンベするまで軸脚に乗ったトルソーを引き上げておくのはアームスの働き。
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドする脚が上がりきる前にアームスを少し早く引き上げてキメるといいわよ。
もう一度どうぞ

うん、よくなった、それです。
その動きなら、トンベしたあとにシャセでの移動が続いてもスムーズに距離を稼げる
ですよ。
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穏やかに穏やかに…♪

2021-03-09 11:47:36 | Weblog
今日のオンライン・レッスンは18:00~です。
17:50に通信を開始して近況報告など軽いお喋りをするのが定例となってます。
コール音がなって受信して、画面越しにトモコさんの笑顔を見るとほっとします、あぁ、元気だね、無事だねって
予定しているレッスンメニューはいつもと変わらないけど、この時期になるといつも思うこと、それは
薄着の季節になってから慌てたり嘆いたりしなくてもいいように
ってこと。
去年も今年も自粛自粛の巣籠り暮らしだから薄着の季節も関係ないわなんて気を抜いてると、たぶん残念な現実を引き寄せることになる…。
毎年毎年、トモコさんと、“薄着の季節に…”を合言葉のようにしてレッスンを続けてきたんだけど、お蔭でいつ薄着の季節がきても全っ然平気です
気兼ねなく外出できる時節が来ることを楽しみに、エクササイズを続けましょう
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掃除機がオシャカに…♪

2021-03-08 13:13:24 | Weblog

あ、あれ…、音がおかしいなと気が付いて様子を見ながら掃除機をかけていると、大→中→小→大→中→小→と音の強さが変化する。

一端止めてチェックしてみたらコードの根元のカバーのところが切れて中の線が見えている。

うっかり踏みつけちゃったり、引っ掛けちゃったりしたことも2~3度あったからなぁ…、それが原因かな…。

その後も音の変化に気を付けながら、コードの角度にも気を付けながら数回使ったんですけど、このままってわけにもいかないから買い替えることにして家電量販店に見に行きました。

スティックタイプの掃除機コーナーに足を向けたら、今現在使っているものと同じメーカーの製品がありまして、若干進化してる感じです。

よし、これがいい、これにしよう

狭小のワンルームでクッションフロアだから、合成な絨毯やカーペットなどもないのでシンプルな機能のもので十分。

スタッフの方にこれを下さいと伝えてから、念のためにと聞いてみました。

「修理を依頼するとしたら、結構な金額になりますかね?」

「いやぁ、まず部品がないでしょうからねぇ、10年以上経ってるってことは…。基本的に耐用年数5年が目安で作ってて、部品の保存も基本的に7年が目安ですから。メーカーに送ってみて修理不能ですと送り返されてってことになると送料の方が高くつきます」

はぁ、やっぱりそうかぁ…、 うん、掃除機くらい新しくして春を待ちましょう、なんて思いました。

で、在庫がないので取り寄せになる、直接自宅に配送するようにすると手配をしてもらって帰宅。

さて掃除しましょうと掃除機のスイッチを入れたらウンともスンともいわない、 昨日まで騙し騙しでも動いて働いてくれてたのに

買い替えを決断して手配してきた途端にオシャカに…

そうかぁ…、10年間ありがとう、お疲れ様でした

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ダンス…♪

2021-03-07 11:46:05 | Weblog

昨晩テレビを点けてチャンネルを変えていたらあるシーンでリモコンを持った手が止まった。

坂東玉三郎丈鷺娘だったのかな…、え゛ぇ…っ

どうやら『ニュースな会』とやらいう番組で、ゲストパネラーがお薦めのダンス、凄いと思ったダンスを紹介するという内容らしい。

演出家の宮本亜門氏を筆頭にDa PumpのISSA、振付師のAKANEさんなどが座っていて、司会進行が中居正広氏、進行側のゲストに劇団ひとり氏他数名。

なんだか面白そう

ゲストパネラーたちが順にダンサーやそのダンスを紹介し、見どころやどこに感動したかなどを語ってくれる。

熊川哲也氏もVTR出演で、フレッド・アステアとミハイル・バリシニコフを紹介。

アステアの素晴らしさは脱力感、その脱力が出来るからこそステップからステップへの繋ぎ目が判別出来なくなって一つのステップに見えてしまうということ、そして小道具使いの巧みさ。丈の高い帽子掛けをパートナーに見立てて踊るシーンが映されたんだけど、まぁ素敵でした。

そしてバリシニコフの場合は映画『ホワイトナイツ』の1シーン、タップダンサーと二人で全く同じ振り付けをユニゾンで踊るシーンだったんだけど、その動きの違いを熊川氏が丁寧に解説してくれました。

そのあとでK-Bllet カンパニーのダンサーが踊りを披露したんですが、司会の中居クンが感動してましたね。

劇団ひとり氏は“ぐん って思いっきりしゃがみ込んで反動をつけるわけでもないのに、なんであんなに高く跳びあがれるんだ”って不思議がってて、Da Pumpのメンバーがトゥール・ザン・レールに挑戦したんですけどね。

真っ直ぐ立ったところからプリエして、思いっきりトルソーを捻って反動をつける準備をして、そこからどぉっこいしょぉぉ と跳びあがって2回転、カタチはなってないけどさすがは世界大会8連覇中のダンサーです、身体能力が高いからちょっとしたアドバイスをもらいながら何度か繰り返すと、少ぉ~しずつサマになりはじめましたもんね

そのあともボブ・フォッシーと彼の作品である『スウィート・チャリティー』の1シーンだとか、シルヴィー・ギエムが行きついたコンテンポラリー作品の1シーンだとか、いろいろなダンスが紹介されてて楽しかったです。

私にとってちょっと衝撃だったのはS**T Kings(シットキングス)という男性4人組のダンスユニットの作品で、それはチャップリンの映画『独裁者』で独裁者に扮したチャップリンの演説、その音声に振り付けした作品です。チャップリンの声、その抑揚や強弱に動きが見事に一致していて凄かった

ダンス=音楽という当たり前の概念から軽々と抜け出して飛翔したような作品でしたねぇ

あーでなければいけない、こーでなければ踊りじゃない、そーでなければ表現じゃない、なんていう時代は終わったのね

私がバレエを始めた頃、昔むかぁしはね、クラシック・バレエはクラシック・バレエ、モダン・バレエはモダン・バレエ、モダン・ダンスはモダン・ダンス、とがっちり色分けというか領域わけというか区別していました。その当時は、クラシック・バレリーナはクラシック・バレエしか踊らない、という傾向があったように思います。ジャズを聴いていた先輩が“バレリーナなんだからクラシックをお聴きなさい”と先生に注意されていたこともありましたからね。

でも今時代は変わりました。

クラシック・バレリーナはクラシック・バレエしか踊らない、のではなく、クラシック・バレリーナだからこそコンテンポラリーも踊れる、踊れて当たり前、そんな時代になりました。それが一番よく分かるのがローザンヌのコンクールでしょう、課題曲はクラシック・バリエーションとコンテンポラリーと両方踊らなければなりませんからね

クラシック・バレエであれコンテンポラリーであれソシアル・ダンスであれその他の多様なダンスを、自ら踊って楽しむもよし観て楽しむもよし…、お楽しみはこれからだ…そんな気がします…楽しみ…

 

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新作歌舞伎…♪

2021-03-06 10:11:05 | Weblog

昨夜のNHK Eテレ『にっぽんの芸能』では二世中村吉右衛門丈による新作歌舞伎を取り上げていました。

昨年、コロナ禍で歌舞伎座も公演を休止した時期に吉右衛門丈みずから書かれた作品で、作・演出・主演をつとめられましたが、配信のための作品ということです。

通常の歌舞伎と大きく違うのは、まず舞台が歌舞伎座や国立劇場ではなく観世流の能舞台ということ、下座音楽が太夫と三味線・笛・小鼓・大鼓各一人ということ、歌舞伎の扮装ではなく紋付袴の素であること、登場するのは吉右衛門丈だけで太夫が相手役のせりふもナレーションも受け持っているということなどで、能に近いイメージですね。

演目は『一谷嫩軍記』から一、堀川御所二、須磨の浦の二場を主題として吉右衛門丈が松貫四名義で書かれたもの。

『一谷嫩軍記』熊谷直実役といえば吉右衛門丈の当たり役ですものねぇ。

源義経に堀川御所に呼び出され平敦盛を討てと命じられた熊谷、悩みます。

義経は現在の主君ですが、敦盛は実は後白河天皇の御落胤で熊谷は後白河天皇に恩ある身、敦盛を討てば天皇を裏切ることになり討たねば義経に背くことになる、さて…、悩んだ末に義経の言葉を思い出し気が付きます、でもそれはとてもとても辛いことです

敦盛卿を討たんと須磨の浦に出向いた熊谷、そこで首討たれたのは実は熊谷の実子小次郎です、両人ともにそれと知って得心してのことでした

私は歌舞伎本来の型や扮装・化粧・道具立てでの吉右衛門丈の熊谷直実が好きですけど、今回観た新作の素での熊谷の迫力に魅入られてしまいました。

名文句のせりふ回しがあるでなく、華やかな所作や見得があるでなく、一切の装飾を取り払った簡素で静謐な一人芝居でしたけど、何と豊かで奥深いことか

もう一度観たいなぁ…。

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オンラインレッスン ― リナの時間その5…♪

2021-03-05 10:16:03 | Weblog

10分ほど近況報告などちょっとしたお喋りをしてからバー・レッスン開始。

1番からのスロー・タンジュは

1番→ポワン・タンジュ→1番→ドゥミ・プリエ→をアン・クロワで

 1番→ポワン・タンジュ→1番→ドゥミ・ポワント→をアン・クロワで

 → → → と2セットね

 

「こういうシンプルなアンシェヌマンて一番キクよね」

「どこにも誤魔化せるところがないからなぁ」

いつものように順調にレッスンは進み、バー・レッスン終盤のピケ‐プティ・デヴロッペ。

「今日からはね、ちゃんとエポールマンを意識して動くようにしましょう。ポワン・タンジュ‐プリエのプレパラシオンではポワン・タンジュした爪先の方に視線を向ける→ピケと同時にドゥ・ファス→プティ・デヴロッペしながらエポールマンに、って視線と顔の向きをかえていく、ゆったりとね」

「ん…

「でね、気を付けることはね、ピケ‐ク・ドゥ・ピエに立った瞬間に“ぎっ”っと顔を向けちゃダメよ

「ふぁはははは…やだぁ…コワぁ~い…

ア・テールでいいからプティ・デヴロッペのところだけちょっとやってみて。

 …

おぉ、いいねぇ…、そうそう、爪先と頭のてっぺんとが引っ張り合いする感じ、エポールマンに顔を向けたら少し後ろの方に傾ける…、うん、いいよ、キレイだ

ではどうぞ

 

はい、けっこうです

センター・レッスンではエスメラルダのヴァリアシオンの冒頭部分をちょっとアレンジして

右脚前5番クロワゼ→エシャッペで下手前に向きを変える→左後ろ5番プリエ→左脚ルティレ‐ルルヴェで元の方向に戻る→左前5番エファセ・プリエ→右脚プティ・デヴロッペ・エカルテ‐ルルヴェ→右前5番プリエ→5番ルルヴェ⇒

言葉で指示するから順番を確認しながら動いてごらん

 … … 

うん、いいわよ、では音楽でどうぞ

 

はぁい、よくできましたぁ

ただ惜しいのは、最後の5番ドゥミ・ポワントにルルヴェしたとき、なぁんで“ぞぉん”とドゥ・ファスを向きっぱなしでいるかな、そこは胸から上をアン・ファス、でしょ。

「あ゛ぁ~、そうだった…、タンジュのときに注意されたんだった…、あぁぁ…

エカルテ・ドゥヴァンのアームスはラインも顔の角度もキレイに決まってるのに、なぁんで5番ルルヴェのアン・オーがドゥ・ファスで“ぞぉん”…

「わぁぁ…、気を付けます、忘れないように…

来週のレッスンが楽しみです

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水曜日のアンシャンテ ― あのヴァリアシオンの一部を…♪

2021-03-04 10:15:56 | Weblog

昨日はレギュラーメンバーに加えて飛び入り参加のメンバーもいて、いつもより更に賑やかでした

バー・レッスンでパール・テール、その終盤。

1番ポジシオンでグラン・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→ドゥミ・プリエしながらカンブレ・アン・ナヴァンポワン・タンジュ・ドゥヴァン→カンブレ・アン・ナリエール→…………

あ、あれ…、みんなプリエが浅くない…

ヒメさんは私と同じ身長だからちょうどいいわ、一緒にやってみましょう。

…  …

「ほぉらぁ…、この高さの差はなんですかぁ…

「うぇぇぇ… なぁぁぁ…

どこに重心を置いてどこからカンブレをするか、なんだよね。

まずはポワン・タンジュ・ドゥヴァン、軸脚の上に重心を置いてその重心の位置を変えずにプリエ→そのプリエを守ったまま股関節のところから上体を倒していく

ってことなんだよん

背中をしっかり張って丸くならないように気を付けましょう。

バー・レッスンをしてセンター・レッスン。

バットマン・タンジュのアンシェヌマン、1番ポジシオンでプティ・ソテ、先週と同じアンシェヌマンでアレグレット、最後にピルエットを練習。

それからポワントのレッスン

両手バーで足慣らしからルルヴェやエシャッペ、ピケ‐デヴロッペやピケ‐アラベスクなどをいつもとほぼ同じアンシェヌマンで丁寧に練習したあと、ひとつ新しいアンシェヌマンを。

右脚前5番クロワゼ→エシャッペで下手前に方向転換→左後ろ5番ドゥミ・プリエ→左脚ルティレ‐パッセ→左前5番エファセ→右脚デヴロッペ・エカルテ・ドゥヴァン‐ルルヴェ→右前5番プリエ→5番ルルヴェ⇒…………

ポイントはエシャッペしながら方向を変えるところと、ルティレ・パッセ‐ルルヴェで方向を戻すところ。

ではどうぞ

 

あ、エミさん デヴロッペ・エカルテ・ドゥヴァン‐ルルヴェのとき、軸脚がルルヴェするのと動作脚をク・ドゥ・ピエに引き上げるタイミングがズレてるよ。

軸脚になるほうを先にポワントに立てようとするのはエミさんの癖だからさ、そこを修正しないとちょっとキケン。

下から立てて押し上げていくという動きでは常にトルソーという重荷が圧し掛かったままの状態だから足首に負担がかかるでしょ、だからまずトルソーから引き上げて重しを消していく、とイメージしてみてね

もういちど、どうぞ

 

うん、よくなってきたね。

ふたりとも気が付いてるかな…、このアンシェヌマンにアームスがつくとねぇ、とCDケースを持って口三味線に合わせながら動いて見せる。

「あ゛…っ 」

うふふ…そうです、エスメラルダです

ではセンターでやってみましょう。

エシャッペで下手前に向きを変えたときのアームスは正面から遠い方のアームスが高いア・ラ・スゴンドのアロンジェ

ルティレ・パッセ‐ルルヴェでもとの方向に戻るときのアームスはエカルテ・ドゥヴァンのアロンジェに

デヴロッペ・エカルテ・ドゥヴァン‐ルルヴェのときはエカルテ・ドゥヴァンのアームス

最後の5番ルルヴェと同時にアン・オーに

いいですか、ではどうぞ

 

あら、いいんじゃない、素敵ですよ

こんな風にときにはいろいろなヴァリアシオンのパをレッスン用のアンシェヌマンにして練習しましょう、これからは

「わぁ、それは素敵です、日ごろのレッスンで少しでも経験していれば振り付けのときに慌てずにすみますもん

うん

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外出は取りやめ…♪

2021-03-02 09:55:52 | Weblog

天気予報によると今日はまとまった雨が降る、強い降り方になるかもといってましたけど、今のところ私の住まい周辺では降っていません。

1~2度ざぁ…っと短い時間というか数分間降りはしましたけど、なんだかもう道路が乾き始めているような。

ただ予報通り風は強いです。

これだとうっかり出かけて大きな荷物になった場合、飛ばされるなと思います。

背中の方から強い風に押されて走りたくもないのに小走りになったり、強い向かい風に押しとどめられて進めなかったり、一時停止したいのに煽られてふらふらと千鳥足になったり…

いやぁ、風の強い日はコワイですよね。

手にした買い物袋に強風が当たって煽られ、反動でストゥーニュ・アン・ドゥダーンを回る、なぁんて恥ずかしいことも数回…、誰も見てなかったからよかったものの

とにかく風の強い日はコワい…ちょっとしたトラウマもありますしね。

ま、今日のオンラインレッスンは18:00~なので、それまで自宅で大人しく(もないけど…)しています。

レッスン開始前に夕飯の準備をあらかた終えておけば、レッスン終了後すぐにお風呂⇒ごはんって流れもスムーズでしょ

 

 

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春を待つ準備…かな…♪

2021-03-01 09:58:46 | Weblog

常々お話してます通り狭小の1ルームマンションに住んでおります。

元々過剰な物を持たない主義だし空間を飾り立てたりすることに興味もないので、狭小ながらもゆったりとしています、まぁバー・レッスンと大きな移動がないセンター・レッスンくらいは出来るスペースが取れてるわけですからね

本来は『起きて半畳寝て一畳』が理想ですけど、世俗に塗れているのでそういうわけにはいきません

あくまでもそれなりのレッスンが可能なスペースは常に確保する、だけです。

そんなふうにあまり物のない住まいですけど、それなりにはあるんですよね。

オンラインレッスンをするようになってから、この住まいはスタジオでもあるわけだからそれなりに整えたいなんて考えたりもして、改めて身の回りを見渡してみると…あるものですねぇ、それなりに…、年末までに整理してからまだ2か月しか経たないのに

昨夏にも年末にもなんとなく思い切れずに保留にした物や、いよいよお役御免にしたほうがよさそうな物、今後のことを考えれば改めて買い替えたほうがいい物とか、まぁあるものです

今オンラインレッスンをしているということを基準に考えたら保留にしていた物への気持ちにケリがつきまして、2月中にきっちり整理しました。

あとはこれまで使っていたちょっと大きめのラックを買い替えるだけですが、ここにちょいと問題が…。

新しいラックを設置して古い方は回収してもらいますが、回収の当日までココに留めておかなければならないからちょっと困る…なにしろ狭小だから置き場所が…。

というわけで、回収の期日に合わせて新しい物を購入すればいいやと思って回収の申し込みをしたら、なぁんと1か月待ちでした、最短で…

ま、新しいラックに替えたときのことを想像しながら細かいものの片づけをしたり、掃除したり、それもまた楽しいよねなんて思ってます、キレイな色のお花を飾ったりして

          

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