アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

白鳥の置き物…♪

2023-03-13 08:55:49 | Weblog
通りすがりにちょっと足を向けた雑貨屋さんの店内に入ってすぐの棚にディスプレイされていた白鳥。

          

小物入れだそうです。
大と小とひとつずつ買っちゃいました
背中に小さなお花を飾ってもいいかなぁなんて思ってます。
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『神田職人えにし譚』シリーズ…♪

2023-03-11 11:19:09 | Weblog
先日『本所おけら長屋<二十>』を購入したとき、時代小説の文庫本コーナーで新刊として紹介されていた1冊がふと目に止まりました。
以前に読んだことのある作家のもので、カバーの紹介文にある「化け狐」の文字に目を引かれました…、カバー内側を確かめるとシリーズの5作目らしい…、ん~、これはまぁ、試しに1作目を読んでみようと思いまして…

          

飛燕の簪 神田職人えにし譚』 知野みさき著 角川春樹事務所
シリーズ1作目、1話完結の物語が3本。
縫箔の女職人である咲がひょんなことから錺師の修次、同時に謎の双子と出会い物語が始まります。
先に言ってしまうとこの双子、稲荷神社の神狐の化身だと思われますがなんともかわいい。
咲&修次が出会う貧しい姉弟のこと、今風に言えば認知症の老女と生き別れになっていた姉との再会、咲の妹に恋した内気で奥手な大工のちょいとお間抜けなお話。
そして修次は…お咲さんにほの字だねぇ

          

咲の作品を扱っている小間物屋桝田屋の女将美弥さんと店の手代志郎さんとの仲はめでたく納まり、修次の過去というか生い立ちがちょっと明らかになります

          

桝田屋の先代女将寿さんの三味線の師匠と寿さんの夫の友人の間にあるいわくとは…、解けかけていた結び目を咲が作る巾着が見事に結び直します、そして咲の終わった―終わらせた―恋のお話も。
咲の周りの男たちに修次はちょいちょい焼き餅を焼いてます

          

咲の弟で塗師に弟子入りしていた太一の独り立ちが決まり目出度くお嫁さんを迎えることになったり、咲の長屋仲間である大工の辰治さん愛用の唐獅子模様のキセルにはいわくが…。

          

ちぃ~っとめんどくせぇ奴が登場、戯作者の狐魅九之助…コイツはまぁ言ってしまえば“狐オタク”だ、いい加減にしろよ…
評判の人形師四代目英治郎の正体は、難題をどう納めるか。
睦月二日、咲と修次は1年ほど前からの約束だったお互いのお互いに向けた作品を交換します、咲からは財布、修次からは平打ちの簪、それぞれの意匠は…

どの物語も双子の“しろ”“ましろ”が上手く咲&修次を操って物事を収めていくような展開です、人間の子供でいうと7~8歳という見た目ですから、おそらく神狐としてもまだまだ幼くて修行中ってっことでしょうかね。
そして物語のなかでときどき咲が選んだ意匠についての蘊蓄がほんの少しさらっと語られますが、それが一つ一つ奥深いんですよ。
縫箔師としてさらにさらに腕を磨き精進していきたい咲、すでに人気で引っ張りだこの錺師修次、この二人はありきたりの夫婦(めおと)になるよりも職人同志のカップルでいる方が似合うような気がするなぁ…、それだと修次の焼き餅がだんだん大きくなるかなぁ…
咲の妹の雪も嫁入りが決まったし続きが楽しみです、とはいえ次が出るのは来年の2月ですけど
またまた素敵な時代物に出会いました
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水曜日のアンシャンテ ― ドゥシュとドゥスは別物…♪

2023-03-10 11:18:53 | Weblog
センター・レッスンでバットマン・タンジュのアンシェヌマンを練習したあとに、グリッサードのシンプルなシンプルなこれ以上ないというくらいシンプルなアンシェヌマンを
右脚後ろ5番→右にグリッサード・ドゥシュ→グリッサード・ドゥス→ドゥシュ→ドゥス→右脚ピケ-アラベスク⇒左にグリッサード・ドゥシュ→グリッサード・ドゥス→ドゥシュ→ドゥス→左脚ピケ-アラベスク⇒…………
アームスは
ドゥシュのときは進行方向側がアン・オーの高い3番
ドゥスでは進行方向と反対側がアン・オーの高い3番
と見本を見せながら説明、グリッサードに関しては“ドゥシュ→ドゥス→ドゥシュ→ドゥス→”と言いながらね
はい、ではどうぞ

ストぉ~~~ップ
ダメ、一番最初はドゥシュですよ。
やり直ぉ~し。

ストぉ~~~ップ
一番最初はドゥシュだってば…
「ドゥシュって指定されてるのにドゥスにするのは間違い。“どちらでもいい”ではなくて、“どちらかでなければならない”の」
…………もしかして……そもそも…ドゥシュドゥスがどういうことかってソコから分かってないのか…
あらぁ~…大変だねぇ…。
ま、まぁ、いい機会(…別に良くもないけど…)だから説明しとくか…
平たく言えば、単純に言えば
ドゥシュ:上に、前側に
ドゥス:下に、後ろ側に
という意味です。
さきほどのグリッサードで考えてみると
ドゥシュ:右脚後ろ5番から右にグリッサードして左脚を5番ポジシオンの前側に引き付ける
ドゥス:右脚後ろ5番から右にグリッサードしのて左脚を5番ポジシオンの後ろ側に引き付ける
これが基本の基の《基》です。
もうひとつ、動作脚の動きや回転の方向などアン・ドゥオールやアン・ドゥダーンで区別しますが、アームスの動きにもアン・ドゥオールとアン・ドゥダーンはあります。
アームスをアン・バからアン・オーに変化させアン・バに戻る動線を例にとると、
アン・ドゥオール:アン・バ→アン・ナヴァン→アン・オー→ア・ラ・スゴンド→アン・バ
アン・ドゥダーン:アン・バ→ア・ラ・スゴンド→アン・オー→アン・ナヴァン→アン・バ
です。
“アン・ドゥオール”でと指定されているのに“アン・ドゥダーン”で動かすのは間違いです、どちらでもいい、ではなく、どちらかでなければならない、のです
あ~、理屈っぽくなってごめんねぇ~。



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水曜日のアンシャンテ ― 骨盤を支えるためには…♪

2023-03-09 10:58:39 | Weblog
昨日はバー・レッスンの前にお腹周り強化するためのちょっとしたエクササイズをしました。
骨盤を常に真っ直ぐに立てた状態=ニュートラルな状態で支えるためには、きちんと腹筋を働かせる必要があります。
骨盤がどんな形状になっているかを簡単に言うと、
腸骨・座骨・恥骨の3つの骨
背骨の下部に当たる仙骨
で構成されていて、蓋のない楕円形のスープチューリンをイメージするといいですね。
そのスープチューリンの縁まで表面張力のぎりぎりまでお水が入っているとイメージして、そのお水を溢さないよう真っ直ぐにしておくのが骨盤を正しく立てた状態です。
バレエのレッスンではあまり見かけませんが恥骨を掬い上げるように骨盤が後傾していたり、一般にもよく見かける骨盤が前傾して出っ尻(反り腰)になっていたりするのは、お腹周り腰回りの筋肉がちゃんと使われていなかったり弱かったりするからです。
レッスンでは常に骨盤を動かさないようにと注意しますが、動かさないためにはそれを支える筋肉が必要なのです。
お蕎麦屋さんや町中華で自転車やバイクの荷台に岡持ちなどを載せる“出前機”をイメージして下さい、あの出前機のおかげで岡持ちは常に真っ直ぐに安定して中のお料理を溢したりすることがないでしょう。
つまり岡持ちが骨盤、出前機のサスペンションなどの構造が筋肉ということです。
というわけで、出前機のサスペンションのように状況に即応して動く・動かせる筋肉が必要ですから、それを実感してもらうためのエクササイズをしたんです。
といっても特別な筋トレではなくて、昔はジャズダンスなどでよく行っていた腰回りのコントラクションの練習です、腹筋や腰回りの筋肉をしっかり働かせなければなりませんからいいトレーニングになります
「あのさぁ、“骨盤を動かすな”“骨盤を傾けるな”って注意するくらいいつも動いてるのに、今みたいに骨盤を動かしましょうってなったら、なぁんで動かせないかね」
「… …たはははは …」
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そろそろ春夏物のニットを…♪

2023-03-07 10:14:36 | Weblog
このところ幾分暖かい日が続いています。
近所の道路沿いではタンポポやカタバミが黄色い花を咲かせるようになりましたし、春ですねぇ。
書店の手芸テキストコーナーにも春夏物のニットのテキストが並ぶようになりました。
毎年プルオーヴァーとか羽織物とか編んでますが、その1シーズンだけでお別れするものもあれば数シーズン愛用するものもあります。
先日チェストの中をチェックしてみたら、お気に入りの1枚だけが残ってました。
となると、新しいプルオーヴァーが欲しいな。
レーシーな雰囲気のがいいかも。
そんなことを考えながら書店でテキストを見ていたら、昔から好きなデザイナーさんの作品が載った1冊があって、ほかにもよさそうな作品が色々…、ちょっと好い感じの帽子の編み方まで掲載されています
うん、これにしようと購入してきました。
あとはどれを編むか決めて、色を決めて、材料を揃えに出かけるだけです。
編み物は私の数少ない趣味のひとつなので、テキストを見るだけでもワクワクします
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日曜日もアンシャンテ ― 考え方・捉え方…♪

2023-03-06 11:23:01 | Weblog
昨日のクラスではSさんとのマンツーマン・レッスンをしました。
せっかくの機会だからと通常のバー・レッスン→センター・レッスンのコースではなく、Sさんのためのパーソナル・レッスンです。
「この前のレッスンのときにア・ラ・スゴンドのアームスのことをきっちり教えて頂けたので、身体を支えるのが少しですけど楽になったような気がするんですよね
うん、うん、それはよかった
でね、今日はSさんの癖を修正したり疑問に思っていることを解消したりとか、そういうちょっとレクチャーがメインのレッスンをしようと思うんだけど、いいかな?
「やりたい、ソレやりたいです
はい、それじゃまずアームスのことからやりましょう。
この前は、ア・ラ・スゴンドのアームスは“トレーニングだと思って”肩から真横に真っ直ぐ伸ばしておきなさい、肘を曲げる角度とか曲線とかは考えなくていい、ってアドヴァイスしたよね。
今回はその先にいきます。
両肘の窪みと手の平は正面に向けます
手先が小指側に垂れ下がらないように気を付けましょう
でね、ちょっと見ててねとア・ラ・スゴンドにポジシオニングしてから上体を90度前傾。
「ほら、右の中指の先端から背中を通って左の中指の先端までのラインが、大きな円周に沿ってるようにみえるでしょ、これがアームスが描く曲線の基本の≪基≫」
「あ゛…っ
…… …… …… ……
「円周に乗りません…
はい、それじゃぁ修正していくね。
Sさんのアームスをサポートしながら少しずつ角度や向きを変えてあげる。
ほら…、キレイですよぉ
「あ…っ 背中や胸のいろんなところを使ってるような感じです」
そうです、それが正解です。
円周に沿わせた腕のラインはポジシオンが変わっても変わることはありません
つぎは立ち方ね。
直立したときに通常は のカカトの真ん中・拇指の付け根・小指の付け根の3点を頂点とする3点支持ですが、バレエの3点支持は拇指の付け根・小指の付け根・拇指と第2指の指先の間を頂点とする3点支持です
「先月のレッスンのときに“カカトの下にオブラートを置いてそれを踏みつぶさない”イメージでって言ったけど、3点支持がソレ
「はい、今ソレを感じられます
よしよし
その3点支持で立ってる状態を守って少しずつカカトを上げていって、最後に足指の上に重心を乗せる、どうぞ

「まぁしばらくそのまま立ってれば
って言いたくなるくらいキレイで安定したドゥミ・ポワントが出来てますねぇ
「あの…、動かないっていうのは身体に力を入れて固めることじゃないんですね…、グラグラしないように微調整するというか、微調整を続けるためには常に動かせる状態でないといけなくて、そのためには力が抜けていないと、って…」
そうです、大正解です
動かないように固めて停止させるのではなくて、静止しているように見えるよう実は細かに細かに動かしているのです。
「それがセンセイがいつも言ってるコントロールってことなんですね
その通りです
そのあとも、ゆ~~~っくりバットマン・タンジュをしたりパール・テールをしたり基本の基の基の《基》みたいなレッスンをしましたが、Sさんをこれまで見てきた中で一番の美しいポワン・タンジュ・デリエールが出来ましたね
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『本所おけら長屋〈二十〉』…♪

2023-03-05 10:02:32 | Weblog
ついに完結!……か?
と驚くような文句が目を引く帯が巻かれていました

               

『本所おけら長屋 〈二十〉』 畠山健二著 PHP文芸文庫
前作〈十九〉は最終話で松吉さんとお栄ちゃんが無事に祝言をあげて、めでたしめでたしで終わってました。
次は万造さんとお満先生の番よねぇ
本所はおけら長屋の住人万造さんと松吉さんの万松コンビ、馬鹿だといわれ災いの元だといわれながらも人助けにお節介にと縦横無尽に駆け回っています
本作では、これまで捨て子だったとされていた万造さんの出自が明らかになります、なぁんと万造さんってホントは……、でもよかったよかった嬉しいねぇ…
ま、思いもしなかったオチもついてますがね…
そしてお満先生も人生の岐路に立つことになりますが、でも、その選択は…嬉しいねぇ…
万造さんとお満先生もお互いの気持ちを確かめ合うことが出来たしね。
で、気になるのは帯の《ついに完結!》っていう一言なのよねぇ。
松吉さんの義姉お律さんがそれと自覚せぬまま思いを寄せている聖庵先生とのことも気になるじゃん……聖庵先生はいまだ独り身なわけだし。
かつてお染さんに淡い想いを抱いたきりでその後は浮いた話のひとつも聞こえない辰次さんのことも気になるし。
それに島田鉄斎さんの旧主黒石藩のお殿様のことも、今後の鉄斎さんとの関りだって気になる。
それよりもなによりも鉄斎さんとお染さんの仲はどうなるかねぇってのが気になるじゃないの。
そこにおけら長屋がある限り、その住人がいる限り、物語が尽きることはないと思うんだけど……、帯では《ついに完結!……か?》となっているから、きっと続くよね、続くと期待して楽しみにしたいな
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バレエ用語のことも…の続き…♪

2023-03-03 10:47:41 | Weblog
今週水曜日のクラスではバレエ用語の説明もしながらレッスンしたのですが、その続きをもう少し。
「あのさ、念のため確認するけど、“ルティレ”と“パッセ”の違いは分かってるよね」
「はい、それは大丈夫です。“ルティレ”は軸脚の膝のところに動作脚の爪先をつけたポジシオンのことで、“パッセ”はそのポジシオンを“通過”する動きのことです
おぉ、正解、正解
ルティレだけでなくク・ドゥ・ピエを通過するのも“パッセ”です
ん~、あとはぁ…順番を説明したり注意をしてるときにみんなが❔❔❔っと戸惑うことがあるのはどんなことかなぁ…。
あぁそうだ。
「ドゥヴァンとアン・ナヴァン、デリエールとアン・ナリエールの違いは分かってるかな?」
「へ…っ
そうですか、分かりやすくいうとね、
ドゥヴァン:身体の前面 デリエール:身体の背面
アン・ナヴァン:前方へ向かって移動 アン・ナリエール:後方に向かって移動
ってことです
「… …」
え~っとぉ…、まぁここまで説明したら…よし、ついでだ…。
「顔も身体も正面=客席に向けていることを“アン・ファス”っていうのは分かってるよね。そのとき動作脚を伸ばす方向の前・横・後ろはそのままドゥヴァン、ア・ラ・スゴンド、デリエールっていうけど、身体の向きがクロワゼやエファセに変わったら、必ずクロワゼ・ドゥヴァンとかエファセ・デリエールとか向きを指示する言葉がつく
「… …」
「但し、です…ア・ラ・スゴンドという言い方はしなくなります」
え゛…っ
クロワゼあるいはエファセの向きでア・ラ・スゴンドに動作脚を伸ばした場合、
客席に近い方の脚が動作脚ならエカルテ・ドゥヴァン
舞台奥に近い方が動作脚ならエカルテ・デリエール
です。
「… …」
まぁ、こんなところかなぁ。
アン・ドゥオールかアン・ドゥダーンか、アン・ナヴァンかアン・ナリエールか、クロワゼかエファセか、そのあたりのことをしっかり理解しておくと、アンシェヌマンの説明を受けるときにスムーズにいくと思うけどね。
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水曜日のアンシャンテ ― バレエ用語のことも…♪

2023-03-02 10:09:32 | Weblog
昨日はヒメさんとマンツーマン・レッスンでした。
更衣室でのお喋りの延長がバレエ用語のことに発展して…。
「あのさ、アン・ドゥオールとアン・ドゥダーン、ちゃんとわかってる?」
「ん~、まぁ一応…たぶん…、アン・ドゥオールが“開く、外向きに”でアン・ドゥダーンが“閉じる、内向きに”って、あと“外回り”と“内回り”かな…」
ん~、そうね、それで間違ってはいないけどそれだけじゃないんだなぁ。
例えば、とピケ-アン・ドゥダーンを回ってみせて、
「これは?」
「ん~…、アン・ドゥオール…?」
ブ~っ✖
ピルエット・アン・ドゥダーンを回って見せて、
「回転の方向・回転の仕方が同じでしょ、だからアン・ドゥダーン」
「あ゛…っ」
んじゃコレは、と右脚後ろ5番から右アッサンブレ→右前5番→左アッサンブレ→左前5番…と動いて見せる。
「あ~…、アン・ドゥオール…?」
ブ~っ✖
アン・ドゥオールの場合は、右前5番から右アッサンブレ→右後ろ5番→左アッサンブレ→左後ろ5番…と動くのです。
「あ゛~、そんなとこまで…っ
いやいや、ほとんどの動きにはアン・ドゥオールとアン・ドゥダーンがあるのよ
ところでさ、アラベスクの1番から4番までの違いって分かってる?
「え、え~っとぉ…
1番と2番はエファセ、3番と4番はクロワゼ、簡単にいえばそういうことなんだけどさ
1番アラベスクはエファセ・デリエールで軸脚側のアームスがアン・ナヴァンのアロンジェ、デリエールの脚と同じ側がア・ラ・スゴンド
2番アラベスクはエファセ・デリエールで軸脚側のアームスがア・ラ・スゴンドでデリエールの脚と同じ側がアン・ナヴァン・アロンジェ
3番アラベスクはクロワゼ・デリエールで軸脚側のアームスがア・ラ・スゴンドでデリエールの脚と同じ側がアン・ナヴァン・アロンジェ
4番アラベスクはクロワゼ・デリエールで軸脚側のアームスがアン・ナヴァンのアロンジェ、デリエールの脚と同じ側がア・ラ・スゴンドですが、トルソーを大きく捩じってアームスを前後に引き伸ばす
「…っはぁぁぁ…
はい、それじゃぁ下手を向いて3番アラベスクをどうぞ
…❔ … 
ブ~っ✖
「…ひぇぇぇぇ…
なるほどねぇ…、バレエ用語をきちんと理解できるようにたまに時間を取ってあげることも必要だわね
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