■ この所サウジアラビアという言葉が目に付く ■
信憑性の低い情報ながら・・・
1) エジプトのクーデターの黒幕はサウジアラビア
2) シリアのサリンはサウジアラビアが反政府勢力を通じてアルカイダに供与する予定だった
ものが、手違いで誤爆。
3) サウジのバンダル王子と会談した際、「シリアから手を引け、さもないと来年のソチオリ
ンピックをテロで無茶苦茶にしてやる」と恫喝され、怒り心頭のプーチンは欧米がシリア
に軍事介入した際には、サウジを大規模攻撃するよう軍に命令したとかしないとか・・・
どうもサウジアラビアが黒幕だという誘導がされている様な気がします・・・。
アラブ同士を敵対させて分断するのは、地政学のセオリー通りですが、派手にやりすぎると、アメリカが永年築いて来た、中東のコントロール機能が破壊されます。(既に破壊されていますが)
アメリカがシェールガス・シェールオイルで採算を確保しようとすればする程、中東危機が高まって行く様に感じてなりません。
中東大戦争で多くの油田が破壊され、さらに既存国家が共倒れすれば、原油価格は200ドル、いえ、300ドルと上昇するかも知れません。
アメリカは同時に中東から撤退し、中東諸国の復興は、ロシアと中国、そしてヨーロッパの手に委ねられるのか?
フランスがやけに積極的な所も気になります。旧宗主国ではありますが・・・。
中東戦争なる事態がもし起こるとすれば、それは次なる金融危機の直後では無いかと思われます。現在のシリア情勢は、その地均し的なものと同時に、上昇してきた米国債金利を下げるだけの目的なので、実際に攻撃をするかどうかは、それ程重要な事では無いのでしょう。
オバマは議会に判断を丸投げし、議会も今回は冷静な判断を下すと思われます。
中ロも含め、皆で茶番劇を演じているというのが私の妄想です。ここら辺の裏を読み取った連中は、原油あたりで一儲けしていそうですね。ただ、先読みはなかなか難しい。