[[youtube:HsS7-2IPtXg]]
ボジョレー・ヌーボーが本日解禁だそうです。
一時、はやりましたよね。
最近はボジョレーが安酒だという事も広く知られる様になりました。
私がボジョレーが安酒だと知ったのは、冒頭で紹介したアラン・ハーソンズ・プロジェクトの『ボジョレー』という曲がキッカケでした。
歌詞はこんな感じ・・。
ボジョレー ― 僕の頭をノックアウト
ボジョレー ― さんざんな目にあったよ
わからないのさ
何故ここに自分がいるのか
どうやってたどり着いたのか
ボジョレー ― メチャクチャになってゆくよ
ボジョレー ― ろれつがまわらないよ
でもつらい過去と傷をいやしてくれる
気まぐれなエゴのために
勝負に負けてしまう
浮かぶか沈むかのたった一度のチャンス
さあどうすればいい とまどっちまう
どこへ行っても
おべっかが使えない性分なのさ
自分からこわせない
合言葉はトゥエンティー・トゥー (It's a catch twenty two)
ボジョレー ― 頭をノックアウト
ボジョレー ― うらんじまう
どうしてこんなところにいるのか
どうやって来たのかさえもわからない
ボジョレー ― 一生の不覚さ
ボジョレー ― でも文句は言えないさ
だってつらい過去と傷をいやしてくれるから
一杯のボジョレー
ライナーツノートの解説に、安酒で有名なボジョレーで悪酔して憂さを晴らす・・みたいな事が書いてあり、ビックリ。
このアルバムが出た頃は、まさに日本でボジョレー・ヌーボーがブームになり始めた頃。あんなに皆が大騒ぎするボジョレーが実は安酒の代名詞だったなんて・・・。
ところで、ボジョレー・ヌーボーは、今年の秋に収穫したブドウで作られます。9月に収穫したとしても11月にはボトリングされて日本で売られる。
・・・あれ、発酵や熟成はこんなに早く出来るのかと不思議に思った方は勘がいい。ボジョレー・ヌーボーは発酵を促進する為に、タンクに二酸化炭素を充填して作られます。
それでも「初物」大好きな日本人には嬉しい一品なのかも知れません。「初鰹は嫁を質に入れても食え」というお国柄だけに。
さーて、近くの西友で「2013ボジョレー」を買って来よう。
・・・酒を飲む口実になるなら、何でも好いんです。
明日はきっと二日酔い・・・。