雑談程度に・・・
TVを観ている時、私達の脳波のアルファー派が高まります。
アルファー波は「リラックスして集中」した時に発生し、「右脳」が活性化した状態になります。
1) 右脳は「直観」や「感性」の脳
2) 左脳は「論理」や「言語」や「計算」の脳
私達がTVを観ている時は、リラックスして集中し、さらに「直観力」が鋭敏になった状態、或いは「論理的思考が抑制された状態」だとも言えます。
「アルファー波=気持ちた良い」状態とも言われており、私達がついついTVのリモコンに手を伸ばしてしまうのは「気持ちの良い状態」を無意識に求めているからとも解釈出来ます。
「習慣的にTVのスイッチを押してしまう」のは「習慣的にタバコを咥えてします」といった依存症に近い行動なのかも知れません。
ところが私達がTVを観ている状態では「右脳が活発化し、左脳が抑制」されている状態なので、TVを通じて入って来る情報を「直観的に受容」している可能性が有ります。「論理的」に正しいか間違っているかを検証するのでは無く、「こいつケシカラン」とか「この子カワイイ」だとか入力情報に反射的に反応します。
これは一種の「洗脳」状態とも言えます。
ところで、我が家からTVが消えて10年近くになります。共働きだった我が家では子供達が親の留守中にTV見放題の状況だったのですが、ある日、酔った勢いでTVをベランダに放り投げました。(当時は未だ液晶TVが高かったので勿体無いとは思いつつ)
TVが無いと最初は家の中がシンとして寂しいのですが、次第にそれに慣れて来ると、今度は定食屋や実家に行った時にTVの音が煩わしく感じる様になります。
躁状態のアナウンサーや芸人の話し声に違和感を覚えるのです。確かに社会であんな話方をする人達はあまり居ません。
タバコも禁煙が成功すると「何であんなマズイ物をお金出して吸ってたんだろう?」と思う様ですが、TVも同様で、依存症から脱すると、「なんであんな騒がしい物を観ていたんだろう?」と不思議になります。
ネットで情報検索する時は、明らかに「左脳」が働いていますから、TV程は受動的では無いのですが、尤もネットにおける情報操作の手法も日進月歩の様で・・・・。