エヴァンゲリオンより
冬月 ゼーレの連中、今度はドイチェバンクを憑代に セカンドインパクトを起こそうというのか・・。
ゲンドウ 連中も焦っているいるのさ。
■ ドイチェバンク危機 ■
http://jp.reuters.com/article/deutsche-bank-in-trouble-idJPKCN11M2GY
ロイターより
「米司法省の140億ドル和解提案、ドイツ銀行が争う姿勢」
[フランクフルト 16日 ロイター] - 過去のモーゲージ担保証券(MBS)の不適切販売をめぐり、米司法省が140億ドルで和解を提案した件で、ドイツ銀行(DBKGn.DE)は争う姿勢を示した。
ドイツ銀行は最大30億ユーロ(34億ドル)の提案を想定していたが、大きく上回る額が示された。資本比率を維持するため、投資家からの新たな資金調達や、資産売却が必要となる可能性も指摘されている。
ドイツ銀行は声明で「提案された額付近で和解するつもりはない。交渉は始まったばかりだ。他の銀行はこれよりも相当低い金額で和解しており、それに近い水準で決着するはず」との認識を示した。
独財務省は、ドイツ銀行の不適切販売問題について、公正な結果に落ち着くと見込んでいるとの見解を示した。
ドイツのGDPの20倍という巨額がデリバティブ残高を抱え、経営危機が囁かれるドイチェバンク(ドイツ銀行・ロスチャ系民間銀行です)。今度はアメリカ司法省から、MBSを巡るリーマンショック前の不正で、1兆4千億円もの罰金を突き付けられました。
これを材料に、ヨーロッパの株式市場はイタリアやポルトガルの銀行株の下落など混乱しています。
日本やヨーロッパは際限無いマイナス金利の無間地獄に落ちようとしていますが、一方で銀行間の調達金利はジリジリと上昇し始めています。
■ 低金利によって巨大なバブルを生み出し、そして破壊する中央銀行 ■
陰謀論者の私は現在の中央銀行制度は「インパクト」を引き起こす為の装置だと考えています。
信用通貨制度の根本的な問題は次の通りです
① 金利の低水準が続くと、債務が生産力を上回って拡大する
② 債務が限度を超えて拡大すると「利払い」が生産や賃金などの投資を抑制する
③ 「利払い」によって生産が抑制され景気が低迷する
④ 景気低迷によって金利がさらに下がり、債務拡大が継続する
⑤ 中央銀行の利上げによって、過剰債務の借り換えが不可能になりクラッシュが起こる
普通に考えれば「中央銀行が意図してバブル崩壊を引き起こす」などは世迷事です。しかし、その効果を考えた場合、「誰得」の理論では、中央銀行がバブル崩壊を仕掛ける動機には十分なものがあります
① 低金利が新興国への活発な投資を促す
② 新興国で土着企業が成長し、経済が拡大する
③ 世界的バブル崩壊によって、新興国の株式市場が暴落する
④ 株価が底値の時に、世界の経営者達が新興国の企業の株式を独占する
これ、日本のバブル崩壊で起きた事で、アジア通貨危機でも韓国企業などは株式からGSなど欧米の投資家に支配されました。
先進国の経済成長力が低下した現在、世界の経営者達は、リーマンショック以降、新興国でバブルを膨らめて来ました。その収穫祭がそろそろ始まるのでしょう。
今年の後半から、金利が不自然な動きをし始めると妄想していますが、金融緩和で金利は低下し過ぎています。これが正常化しようとする時、セカンドインパクトが始まるのデス!!