■ ロシア + 中国 VS アメリカ + イギリス という幻想 ■
「ロシアと中国が仲が良く、米英と反目している」これがオーソドックスな世界観でしょう。しかし、もし彼らが裏で結託しているとすれば、世界は全く違った姿をしている事になります。
「人力でGO」のナンチャンテ陰謀論は、この4か国が結託(あるいは世界の先進国のほとんどの国)しているという色眼鏡で、世界の裏側を妄想する遊びです。
オバマ ミスター・アベ、プーチンが金が足りないと言って来た。
アベ そうですか、それで何故私に・・・
オバマ そうだな、ちょっとプーチンに会って、貸してやってくれないか。
アベ どうせ返ってはこないでしょうが・・・
オバマ いいじゃないか、円なんていくらでも黒田に頼んで刷ればいい
アベ 私としては北方領土返還の約束でもしてくれないと損ばかりですが
オバマ そこら辺はプーチンも分かっているさ、空証文の一つもくれるだろう
アベ そうは言っても、毎年排出権も買ってますし・・。
オバマ ああ、その件だが、我が国と中国はパリ議定書を批准する事にしたよ
アベ 中国は削減目標を達成出来ますかね・・・
オバマ そこでだ、中国への支援もお願いしようと思ってね。
アベ そんな勝手な・・・
オバマ いいじゃないか、日本得意のヒモ付援助ってヤツで、儲け話にすればイイ。
アベ 南シナ海や尖閣問題もありますし、国民が納得するかどうか・・・
オバマ その件はヒラリーに一任してある。なんか会議でも作るんじゃないかな・・・
アベ いや、彼女じゃ火に油を注ぎかねないのでは・・
オバマ 大統領になれば個人の金儲け優先とはいくまい、私だってそうだった。
アベ その前にトランプに勝てると良いですが・・・
オバマ 実はその件で折り入って・・・
アベ もう、いい加減にして下さいよ!!
トルコを巡るロシアとアメリカの動きが微妙になって来ました。ヨーロッパ防衛の要衝であるトルコがNATOを離脱する様な事になれば、EU諸国の安全保障体制は大掛かりな見直を迫られます。
アメリカはEU諸国の防衛費のGDP比率が低すぎる(特にドイツ)と指摘していますが、NATO諸国が相応な防衛費負担をしていないとしてヨーロッパの戦力を縮小するかもしれません。それと連動したイギリスのブレイクジットなのでしょうか・・・。
同様に中国を巡る南シナ海問題でも、口先では物言うものの、具体的に中国を制裁する訳でも無く好きな様にやらせています。
世間では安倍首相とプーチンの会談は両極外交の様な捉え方をしていますが、安倍政権がアメリカの嫌がる行動をするはずも無く・・・。