出先なのでメモ代わりにお題だけ載せておきます。
コメント欄は大切りコーナーだぁーーーーー!!
■ AI時代の大暴落 ■
新型コロナウィルス騒動で世界同時株安が進行しています。下落幅もダウが一気に2000ドル下落するなど、リーマンショック時を越えています。このまま一気に「コロナショック」に突入かとキモを冷やしましたが、昨日の東京市場を切っ掛けに、株式市場は一旦は下落に歯止めが掛かりました。
今回の大幅下落、一説にはAIトレードの「クセ」によるものとも分析されています。相場の動きを分析して学習したAIですが、人間の様な「センチメント」を持ち合わせていません。相場の動きに対して学習した中で、最大の利益が得られる取引を瞬時に選択する。その判断には「躊躇」は存在しません。AIそれぞれには「個性」の様なものがあるかも知れませんが、しかし、判断の仕方が似ているとすると、同じ様な取引を大量に行うはずです。これが「増幅作用」となって大きな下落を生み出したのかも知れません。
実際に取引に使われているAIがどの様にプログラムされているか不明ですが、例えばネットを巡回して「キーワード」を見付ける様にプログラムされていたら、今回は「新型コロナウイルス」が検索に引っ掛かったハズ。このワードがネット上で増殖するに従って株価の下落傾向が顕著になる事を学んだAIは、「大幅下落」を予想して売り注文を大量に出します。
昨日当たりから、値を戻しているのは、各社AIの取引に制限を掛けたか、「新型コロナウイルス」というワードに過剰に反応しない様にパラメータを調整したのかも知れません。
あくまでも妄想に過ぎませんが・・・。
■ まだまだ荒れる市場 ■
皆さんの専らの興味は、このまま金融緩和バブルが崩壊するのか、それとも持ち直すのかでしょう。特に、ここにお集まりの皆さんは「底値で買う」事を狙っていらっさハズですが、その判断が難しい。
昨日朝の東京市場は、急落で始まりましたが1時間程して上昇に転じた。さすがに私もリアルタイムチャートを見ながら、「ガンバレ!!」って応援しちゃいました。もちろん「上昇」の方に。だって、「19000円がボーダー」って書いてしまった手前、一気に突破されちゃうと、又「逆指標」なんて言われちゃうじゃないですか。(投資とは無縁なので損する心配は有りません)
いつもの相場なら2~3日、薄商いで少し値を戻してから週末に再び19000円切りを狙いに来て、金曜夜のダウも下げて、投資家の皆さんは眠れぬ週末を送るというパターン。
■ 暴落時に一番やっかいな「デリバティブ」商品 ■
ところで株式市場が危機の本丸かと言えば違います。「炭鉱のカナリア」に過ぎない。
現在リスクが一番積み上がっているのは債権市場です。さらにそれらの再建を合成したCLO(ローン担保証券)や、様々なデリバティブ商品が市場に積み上がっています。
個々の債券は、ある程度のリスクが見えていますから、あまり問題は有りません。保有者が適当な所で売れば多少の損で済むはずです。
問題は複雑に合成されたデリバティブ商品で、リーマンショック時と同様に、その商品にどれだけ損失が出たか分からない。例えば、ジャンク債を含む様な商品では、ジャンク債市場が暴落した時に、その商品に実際にどれだけの損失が発生したのか瞬時には分かりません。ただ、その金融商品が「キズモノ」になった事だけは誰でも理解出来ます。
八百屋にリンゴが並んでいます。ピカピカのリンゴには・っ佑・佞い討い・・・・