mincemeat for mince pies

イギリスのクリスマスには欠かせない mince pies。

歴史をたどると１３世紀の十字軍遠征までさかのぼるようです。
中東のレシピを持ち帰ったのが始まりだと言われているようです。
もとのレシピでは挽肉、果物、スパイス類が入った長方形のパイだったそうです。
現在ではドライフルーツとSuetと呼ばれる脂身を使って小さな丸型に焼くのが主流です。

filling (中味)はmincemeat と呼ばれますが、肉は入りません。
昔は入れていたそうで、その頃の名前だけが残ったのでしょう。

リンゴ、ドライフルーツ、(suetの代わりに）バター、などにスパイスを加えて作ります。
Important to add three spices!

It was important to add three spices (cinnamon, cloves and nutmeg) for the three gifts given to the Christ child by the Magi.
シナモン、クローブ、ナツメッグの3種類のスパイスを使うのですが、この「３種類」は、「Magi:東方の博士」がキリスト誕生の際gold, frankincense, and myrrh黄金、乳香、没薬の３種類の贈り物を捧げたところから来ているんだそうです。

クランベリー、レーズン、チェリー、ブルーベリーなど、山盛りのドライフルーツ。　
甘夏や八朔の時期に作っておいたピールが良い香りを足してくれるんです。

何の料理ですかい？の風情ですが…　ミンスミートを作ってます。
バター、ブラウンシュガー、オレンジの絞り汁、スパイスを火にかけ、バターが溶けたらリンゴを加えます。

ドライフルーツも加えて加熱します。
んんーーーー♪クリスマスの香りです♪

リンゴが柔らかくなってドライフルーツがぷっくりしたら火を止めてたーっぷりのブランデーを加えます。

冷蔵庫で寝かす・保存。

今日はミンスパイ用のショートクラストペイストリーを作りました。
冷凍しておくといつでもパイが作れますからね～。←こうやって冷凍庫が一杯になってしまうのダ。。。