ビスケット ANZAC biscuits

Anzac biscuits

ANZACとは　Australian and New Zealand Army Corps　の頭字語。
オーストラリアおよびニュージーランド合同の軍事組織を意味する語。語源は第一次世界大戦時に編成されたオーストラリア・ニュージーランド軍団 (Australian and New Zealand Army Corps) のアクロニムに由来する。 (by Wikipedia)

兵士のために母親、妻たちが作って戦場へ送ったビスケットと言われています。
戦場に届くのに日数がかかるので日持ちするように、そして家庭の味を思えるように、シンプルな材料ながら美味しいビスケットです。
因みにイギリスでは、所謂クッキーはビスケットと呼ばれています。
このANZACビスケットに関しては特に「never, never call these cookies!」って言われてるようですよ。
材料は
ロールドオーツ、小麦粉、砂糖、バター、ゴールデンシロップ、重曹、乾燥ココナッツ（ココナツファイン）
と決まっていて、これ以外の材料で作ったものは　ANZAC　Biscuitsとは呼ばないんですって。

　Golden syrup　ゴールデンシロップ↓↓↓

サトウキビから作られる糖蜜でコクがあります。
モラセスのようなクセはありません。


ボウルに粉類を入れて混ぜておきます。
小鍋にバターを入れ加熱して溶かしゴールデンシロップを加えます。
混ざったところで重曹を加え（ふくふく膨らみます）火からおろします。

粉類に加えてざっと混ぜ、丸めてやや平たく潰します。

180℃に余熱したオーブンで15－20分焼いて出来上がり。

オーブンから出し立ては柔らかくても、冷めるにしたがって固くなります。

焼いている間の香りったら！！！　ファンタジーの世界か？って、ね。
ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家に踏み入った時、こんなだったんだろうな～という香り（どんな？）


焼き時間を短くすれば柔らかめ、長くすればカリッと歯ごたえのあるビスケットになります。
じぇれまいあは歯ごたえ派デス。