Jolly Good❣️Jolly Baking & Cooking 

お菓子を焼くこと、映画を観ること、猫!
好きなことについて書いています。

Seed cake

2020-05-08 | cakes / その他

 
コメント欄のARYしゃんからの情報で焼いてみました、Seed cakes!


シードケーキと聞いてすぐ浮かぶのが、Miss Marpleの「バートラムホテルにて」

Miss Marple (左) と Lady Selina

Miss Marpleがバートラムホテルのラウンジで薦められたSeed cake, Miss Marpleが「Is it REAL seed cake?本物のシードケーキ?」と聞き返し、同席している友人の Lady Selinaが「I haven't eaten seed cake for years! シードケーキなんてもう何年も食べてないわ。」と言うシーンが気にはなっていました。

そうそう、このシーンではもうひとつ気になっていたことがあります。
「本物のシードケーキなの?」と聞かれた支配人が
 "Oh yes, my lady. The cook has had  the receipt for years. 
と答えるのです。 
the receiptレシート? the recipe レシピじゃないんだ?
元は receipt も recipe もto receive or takeを意味するラテン語 recipereから来ているんだそうな。
支配人はここでreceipt を使っているので「昔気質」なんだと分かります。 「the chef 」じゃなくて 「the cook 」って言ってるし。
(余談ですが、「昔から変わっていない」はストーリー上重要なキーワードです。)

話が逸れました・・・


このケーキ、大好きな本、The Hobbit or There and Back Again の第一章にも出てきます。

写真は映画から

“Come along in, and have some tea!” he managed to say after taking a deep breath.
 ”A little beer would suit me better, if it's all the same to you, my good sir," said Balin with the white beard. "But I don't mind some cake - seed-cake if you have any."
 "Lots!" Bilbo found himself answering, to his own surprise; and he found himself scuttling off, too, to the cellar to fill a pint beer-mug, and to the pantry to fetch two beautiful round seed-cakes which he had baked that afternoon for his after-supper morsel.

 There and Back Again, J.R.R. Tolkien, Chapter One

(突然訪ねて来た見ず知らずのドワーフに驚きつつも「お茶でもどうぞ」礼儀正しいビルボに)「できればビールを所望したい。」とドワーフのバーリン、続けて言うには「だけど、ケーキも良いですな、シードケーキがあれば」
 「ありますともたくさん!」と応える自分に驚きながらも小走りに酒蔵に行ってビアマグにビールを満たし、食糧庫には夕食後に食べようとその日の午後焼いた二つのまあるいシードケーキを取りに行ったのでした。 <じぇれまいあの大雑把な訳>

昔はシードケーキがポピュラーだったことが分かります。
ずっとポピーシードだと思い込んでました。 キャラウェイシードなんですね。


キャラウェイシードが見え隠れ

冷めきっていなかったけど待ちきれずにスライスしちゃいました。



味見しました。
表面の焼き色が付いた部分がとっても美味しい。 
中はアーモンドプードルのおかげだと思いますが、しっとりしています。
なんと言ってもこのシードの風味がよろしいです。
癖になりそう、この香り♪
この香りをお届けできないのが残念です。

この素朴とも言えるケーキはアイシングなしが良いと思います♪
Miss Marple で出たのも Poirot で出ていたのもアイシングなしでした。
フードライターの Nigel Slater も
 Whatever embellishment you bring to this recipe will change its nature and therefore its name. 
どんな飾りを持ってきても、このケーキの特質を、故に名前を変えてしまう。
つまり、このケーキに飾り(アイシング)は不要、と言っていますワ。


********** 材料 ***********
砂糖 170g
バター 170g
卵 大3個
バニラ 小匙½
小麦粉 170g
ベイキングパウダー 小匙2
アーモンドプードル 45g
牛乳 大匙2
キャラウェイシード 小匙4 (香りが強いので小匙2-3でも良さそう)

ピザ? ピッツァ?

2020-05-07 | breads / buns

う~ん、写真が下手だぁ! 美味しそうに見えない


急にピザが食べたくなりました。 外食できないとこうなるのか・・・?
デリバリーのピザは許せない値段で「絶対に頼まん!」のです。
今まではフードプロセッサーや、手で捏ねたりしていました。

ホームベーカリーが来たからにはお仕事していただきましょう!
ってことで、ピザの生地を捏ねて発酵させるところまでやってもらいました。
前の晩に一次発酵までやって(もらって)生地を冷蔵庫に入れておきました。

次の日に延ばしてトマトソースを塗り


前の日の残りの鶏のから揚げ、カルパス、マッシュルーム、タマネギを載せて
チーズをコラショッとな。

190℃に予熱したオーヴンで20分焼きました。


超手抜きなピザです。

●トマトソースは、ピューレに塩コショウ、オレガノ、ガーリックパウダーを加えて作りました。(作ったと言うほどでもない…)
生地は二等分してそれぞれ25㎝の円形に延ばす、とあったけど、面倒だったので30㎝の巨大なピザになりました。
●具は残り物や家にあったもの。
●モッツアレラチーズがなかったのでゴーダ使用。
それでも十分美味しかったも~~ん♪


************************


ところで、ピザとピッツァって違うものなんですって。
このサイトに詳しく出ています。
イタリアで生まれた「ピッツァ」がアメリカに渡って「ピザ」になったんですって。
ピッツァは丸ごと一枚をナイフとフォークで食し、ピザは手で食べる、とな。
へぇぇぇぇぇ~。

それに・・・
カルパスって初めて聞きました。 
見た目ペパロニみたいなんだけど…。
ペパロニとサラミとカルパスって似てるけど違うものなんですってね。
このサイト
へぇぇぇぇぇ~。

シラー・ぺルビアナ(オオツルボ)/豚肉バター焼き

2020-05-06 | 花/植物
お隣から頂いたシラー・ぺルビアナ、日本名はオオツルボというそうです。
咲き始めました。


4月29日。 
蕾が膨らんだ♪ 花の色も見える♪


5月2日。 
咲いたわ~ん。 星の形と色が魅力。


同じく5月2日。
花の咲き始めってこんな感じなのね。


同じく5月2日。
きれい♪


5月3日。
花の数が増えた、当たり前だけど


5月4日。
線香花火みたいに咲いてます。


夕食は豚肉のバター焼き。

美味しそうなブロッコリが買えたので、肉を焼いた同じフライパンでチャチャッと炒めました。
ブロッコリは茎も美味しい、というか茎の方が美味しい♪

豚のバター焼きにはポテトサラダがなくっちゃネ♪

幟(のぼり)と鯉のぼり

2020-05-05 | 日記
今日は五月五日、端午の節句ですね。
なぜ「端午の節句」って言うのでしょう?
こちらのサイトに詳しく載っています。面白いですヨ。
抜粋
このような時代の変遷のなかで、薬草を摘んで邪気をはらうという端午の行事が、男の子の誕生の祝いへと結びついていったと考えられます。やがてこの風習は武士だけでなく、広く一般の人々にまで広まっていきます。
はじめは、玄関前に幟や吹き流しを立てていたものが、やがて厚紙で作った兜や人形、また紙や布に書いた武者絵なども飾るようになっていったのです。
さらに江戸時代の中期には、武家の幟に対抗して、町人の間では鯉のぼりが飾られるようになりました。



3人の男の子の母上が「外出できない子供たちが少しでも元気になれば、と揚げました」と写真を送ってくれました。


一番下の子の節句幟。
虎、鯉の背中に乗る金太郎(ですよね?)、龍、の図柄。 カッコイイ♪


次の日「今日は鯉のぼりを揚げました」と送ってくれた写真。
ポールが一本なので(幟と)日替わりで揚げるんですねー。
「一本しかない」って一本あるだけでもすごいと思いますが

鯉が風をはらんで悠々と泳いでます。
早く子供たちが外でのびのび遊べる日が来ますように!

Curried lentil soup レンズ豆のカレー風スープ

2020-05-04 | 料理

curried lentil soup は気に入りで,かなりの頻度で作ります。
このスープのためにレンズ豆を常備しています。 輸入食材店なので買っていたのですが、安くはないな、と。
前回ネット通販で安いのを見つけ購入したのが900g入り。 皮つきでした。

皮つきのまま調理したら、まぁ美味しいは美味しかったんだけど、舌触りがあまりよろしくなかったのですよ。
で、今回は皮を除いて作ることにしました。


左側が皮つきのレンティル。 右側は洗って皮がむけたレンティル。


(言わずもがなですが)左側が取れた皮。
豆を15分ほど水に浸して、両手で揉みながら皮をはがしました。
何度か水を変えながら濯いで

こうなりました。


***材料****
1 tablespoon oil
1/2 cup finely chopped onion
1-2 large carrots, peeled and small diced
1-2 stalks celery, small diced
2 cloves garlic, finely minced
1 tablespoon curry powder
1/2 teaspoon salt
1/2 teaspoon pepper
6 cups low-sodium chicken broth
1 cup dry lentils, rinsed and picked over
1 can white beans or chickpeas, rinsed and drained
1/2 pound precooked chicken sausage, diced(Costcoのチキン水煮缶が良いデス)
1/3 - 1/2 cup heavy cream (optional)
Salt and pepper to taste

厚手の鍋に油を熱し、タマネギ、人参、セロリ、ガーリックを炒め、カレー粉を加えて野菜が柔らかくなるまで炒めたら塩・胡椒。
スープストックとレンズ豆を加えて20-30分、豆が柔らかくなるまで加熱します。
缶詰のチキン(Costcoのチキン水煮缶)と白いんげん(紙パック)を加えてサッと加熱。
生クリーム少々を加えて温めたらできあがり。

今日は白いんげんがなかったので大豆の水煮を使いました。 問題な~し。
でも、白いんげんの方が美味しい・・・やっぱり。